本日の午後おやじの会企画、ピエロのGAOくんバルーンショー&バルーン教室が開催されました。
GAOくんは主に石川県内の幼稚園や小学校などにバルーンショーを見せる大道芸人(副業です)。今回おやじたちにバルーンアート作りを会得させたい!というおやじの会会長の想いを汲み、コロナ禍以前、木の花おやじの会も出場していたおやじの会交流レガッタの折、バルーンアートで子どもたちにプレゼントしていた某幼稚園のボート部に所属されているGAOくんを思い出し、GAOくんを会長に紹介することになりました。
さて、定刻を回りホールにはおやじと子どもたちで埋まる中、みんなで「GAOくん!」と呼ぶと何やら怪しげなピエロが登場。そこにもう一人のピエロも登場し、『いったいどっちが本物のGAOくんなんだ…』ということで、あいさつ代わりのバルーン早作り対決でショーが開幕。突然二人もピエロが出てきてびっくりした子もいたみたいだけど、バルーン対決の寸劇で色んなバルーンが出来上がっていくうちにすっかり見入っていました。ちなみに最初に登場したピエロの正体はGAOくんの助手のまーくん。助手の傍ら、某幼稚園の園長先生も務めている「遊び人」です(笑、失礼!)今回の企画を知り、助手を買って出て参上。助手が来るのは聞いていたものの、まさかねえ。さすが目立ちたがり屋の「遊び人」園長です(笑、失礼!)
ショーはバルーンだけでおさまらず、助手の得意なマジックショーあり、GAOくんのバルーン&特技の中国ごまの技ありと盛りだくさんの内容に、助手のネタバレのショーに始めは何が起こっているのか分からずポカン~だったお客さん達も、徐々に歓声も上がりショーも白熱した雰囲気になっていきました~♪
ショーが終わると早速バルーンが配られ、自分達でも作ってみる体験会がスタート。
コツは始める前によーく伸ばすこと、触った時に硬いと割れやすい証拠!よく伸ばして作っている時に柔らかさを感じるくらいの触感がベストだそうです。慣れてきたら風船を触り風船と対話しながら作っていく事が大事だとGAOくんは語りかけ、簡単なアートを3本ほど参加したおやじ&子どもに指導。途中あちこちで割れる風船もありましたが、失敗にめげずチャレンジあるのみ。育児も保育もいろんな形がありますが、対話と挑戦が大事なんですね。
最後はGAOくんが事前に作ってくれ、ショーの中でも作り上げた様々な魅力的なバルーンのプレゼント抽選会!大人はあの大きいビッグなアート作品がいいのでは?あの作るのが難しそうなやついいんじゃない?なんて思ってしまいがちですが、トップ当選の木の花っ子が選んだのは二色の風船で作られた剣たち。木の花まつりでも剣買ったばっかりなのにまた剣増えるな~なんて父のつぶやきも聞こえてきました(笑)。残念ながら全員分はなく抽選に外れた子の号泣も聞こえてきましたが、お父さんにお家で作ってもらおうね(笑)。
第二部はコロナ禍もようやく落ち着きをみせ、特別ゲストのGAOくん&助手のまーくんも交えた久しぶりのほろ酔いディスカッション!!約一年ぶりの開催ということで、若干おやじたちも緊張の面持ち(飲みの席自体がとても久しぶりだというお父さんもいらっしゃいました)。差し入れも豪華!お店をされているお父さんから参加はできない“から”と“から揚げ”の差し入れと、ワールドワイドにスペインのオムレツの差し入れまで。思わずおやじの顔も和らぎます(笑)。
始めはしばしご歓談の後、盛り上がってきたところで、自己紹介がてらこれまでの父レクやおやじの会企画など参加した中で今まで楽しくて残していきたいこと、これからやってみたいこと、を語ってくれました。
参加しているうちに学年全体の子どもたちの成長が見える、接しているうちに他の子たちもいとおしく思えてくる、成人したら同級の子らと一緒に酒を飲み交わす同窓会をしたい…というようなおやじの会として関わる中での夢を語るおやじもれば、子どもたちと園庭での様々な露天風呂づくり、巨大海苔巻きを作った事、落ち葉炊きの焼き芋等々、これまで自分自身もやったことがなかった、色んないい経験させてもらい、その面白さが楽しくて忘れられない・・・などこれまでの体験を熱く語るおやじたちもいれば、アウトドアしたい!、歌や演奏好きなんでおやじバンド復活!!しませんか?などこれからも提案も色々・・・。登山やキャンプ、セイリング、あるいはお芝居や料理などのインドアの趣味の紹介もあり、おやじたちの中でもやってみたい想いや企画がいっぱいあることも知り、これらは園にとっても今後の父レクなどを考える際のいい材料を与えられた、と思います(ちゅうりんも父レクへのおやじたちの想いを園のスタッフにも伝えていくとのこと)。
また木の花との出会いや上の兄、姉はよその園だったけれども三番目をどうしても木の花に入れたい!という母は遠方から今、通っている、その熱意がよくわかった!と語るおやじもいれば、おやじ同士も不思議な縁で結ばれているエピソードも色々披露され(助手のまーくんとの親戚なんです、というおやじなど)、人との出会い、繋がりや縁っておもろいなあ・・・と思ったものです。
ちなみに特別ゲストの助手のまーくんからは過去のレガッタ対決でのおやじ以上に木の花母のすごさ、勝負への執念に言及、あの勢いに圧倒される!と絶賛(失礼な言い方でごめんなさい)。GAOくんからは親指のびるのネタ伝授もあり、最後まで芸人魂を発揮しておりました…笑
その後、来年度以降父レクをどんなふうにしたらいいかの話し合いを年中、年少のおやじたち&ちゅうりんで車座になってする一方、助手のまーくんが持参した某幼稚園のおやじの会活動の秘蔵映像、「鬼滅の刃」某幼稚園編の「超大作映画」(今年のお泊り保育で園児たちに上映したそうな)もみせてもらい(というかその自慢、宣伝のためについて来ました!という魂胆がバレた助手さんでした‥笑)、園の垣根を超えた活動報告もあり、ほろ酔いディスカッションに花を添えてくれました。そして、そんな「ぱくり」モノには負けとられんと、最後は生演奏(ピアノ&ギター)の即興おやじバンドに木の花おやじたちも手拍子付きでおやじの会長さんの木の花音頭の歌声にまーくん&GAOくんも脱帽の大盛り上がりで締めになりました。
あっという間に時間は過ぎ、気が付けば時間オーバー…汗 片付けもおやじの力を借りて今年度のほろ酔いディスカッションは終了しました。参加のおやじたち、お疲れさまでした。(よかったらお家でもバルーンアートにぜひチャレンジしてみてくださいね。)
想えば、バザーや夕涼み会などで拙いあゆどんバルーンのお店の起源は3・11のボランティアで一緒に行った、山岳会関係者のセミプロバルーンアーチストが避難所で見せた子どもたちへの慰労場面がキッカケ。紙芝居持参で読み聞かせをしていたあゆどん以上にバルーンで目を輝かせる子どもたちの姿に、これや!と教えを乞い早10年。全くバルーン技の進歩がないまま(笑)、本日GAOくんに改めて新たな技も伝授してもらい、次のバザーか夕涼み会が楽しみにもなりました。また某幼稚園のおやじの会映画も、ロケ収録中の裏映像もあり、好きモノおやじたちの数日にわたる山中や各施設も活用した悲喜こもごもの役者魂!にも脱帽です。GAOくん、まーくん、遊び心満載の刺激をいっぱい有難うございました!
あゆどん(記)
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