top of page

ぐみぐみビデオトーク

木の花幼稚園

 今日はぐみぐみビデオトークがありました。今回はお父さん、お母さん合わせて8人のお家の方が参加してくださいました~。寒い中ありがとうございます!


 まずは、ウオーミングアップで1つ目のビデオを見ました。Aくんの押していた手押し車が穴に落ちてしまいます(故意的に落としている感じもあったけれど...)。「だれかたすけて~」と助けを求めますが。さてここからが問題です!

Q:Bちゃんはその助けを求める声を聞いて助けようと手押し車を持ち上げて穴から出そうとするのですが、AくんはなぜかBちゃんが出そうとするのを止めます。では、Bくんはどのようにして助けて、あるいはしてほしかったのでしょうか?


〈お家の方々の答え〉

 ・Aちゃんが前から出そうとしてダメだったから、後ろから一緒に押す。

 ・穴に水を入れる(うちの子ならそうするかも...)

 ・車をひっくり返す。

 ・「助けて~」と一緒に困る。

 ・みんなに助けを求める。

 ・板を持って来て出す。車として進ませたいいんじゃないかな~ など

と意見を出していただきました。保育には正解は無いと言いますが…今回の正解は

 A:Cくんが近くにあった竹の棒を持って、その棒を手押し車の前にあるでっぱりに引っかけて持ち上げて穴から出す。

が正解でした!お家のみなさんの答えも「あ~なるほど!」と私が思いつかないアイディアもあり面白かったです。えりりんが今回のビデオを撮っていたのですが、撮っていて、「なぜそこで竹を使うの!?そんなのいつ思いついたの?」と撮りながらビックリしていました。


 さて、いよいよビデオトーク本番です。

 まずは1歳児のぐみちゃんのビデオを見ました。お昼寝が終わって午後のおやつを食べ終わった子から徐々に遊び始める…という様子です。


 2グループに分かれて面白いと思ったところ、きになったところなどをふせんに書いてもらいました。

 

〈Aグループの意見〉

 ・個で遊んでいる時もあるけれど、集まって遊んでいることもあった。

 ・みんなで同じことをしている。共有していた!

 ・押し入れの下の空間を利用して「しめま~す」と言っていた。おうちごっこしていたのかも。これは女の子が多いからかな~

 ・意外とケンカがすぐに終わった。切り替えが早い。

・今年の1歳児は下の子(2番目)の子が多いから上の子の真似をして遊んでいるみたい。 

きょうだいの話が始まりそこから...「姉妹だとどっちかが歌い出すとどっちかが止めるということはあるあるなこと。興味や欲しいものが同じこともありケンカが長引くことも」「兄妹の場合は、お兄ちゃんが折れてくれるからケンカが長くならない」という話などきょうだいでの違いなどのトークで盛り上がっていましたよ~。


〈Bグループ〉

 ・キラキラ星を歌っていても個人でそれぞれ歌うんだな。

 ・取り合いがすぐにおさまっていた。大人の目を見ていたのかも。

 ・女の子が強い!

 ・ブロックを台にしたり、布を腰に巻いたりとモノの使い方が面白かった。

 ・取り合いが起こっていて、手が出るのではないかとヒヤヒヤした。   など

という意見を出していただきました。 


 もちろんケンカで手が出てしまうこともあります...そこはまだ言葉を習得中ですし、友だちとの関わりを学んでいる途中なのでトラブルもたくさんあります。でも、友だちと一緒にいることを楽しんでいることも事実です。言葉だけではなく、モノを介してのコミュニケーションもあるということを今回のビデオを見て感じてもらえたかなと思います。


 さて続けて2歳児ぐみちゃんが園庭で遊んでいるビデオです。とりでで遊んでいる子、木道を歩く子、砂・水で遊ぶ子などの様子です


〈Aグループ〉

 ・ほうきをとりでの上に上げようとする子、持ち上げようとする子や台車を一緒に持ち上 げて運ぼうとする子がいて、助け合ったりして連携していた(支援の芽生え)

 ・モノの使い方が上手(スコップを包丁のように使ったり、ほうきにまたがって遊んでいた)。大人が使うのをよく見ている!

 ・(1歳児と比べて)やっぱり体つきがしっかりしているよね~

 ・女の子が多いみたいだけど、女の子が引っ張っているという感じはしなかった など

意見の中には...木の花が“自由なプログラム”だからモノを自由に使えて色んな遊びに活用できたり、モノ自体が砂遊びする用ではなく、フライパンだったりしゃもじだったりとホンモノだからこそできる遊びがある

 と...木の花だからこそ見られた姿を感じていたお家の方もいらっしゃいました。


〈Bグループ〉

 ・言葉で伝え合っていた。

 ・バザーやハンバーガー作りなど経験したことが生きている遊びをしている。

 ・モノの使い方が上手い。人に当たりそうで当たらない使い方。

 ・1歳児と2歳児だと1年の差は大きい!

 ・遊びの中で水を持ってくる子、ほうきを上に持ち上げる子、上に引っ張る子と役割分担ができていた。 など


 このグループの中で「トラブルは起きなかったの?」という質問がありました。逆に「じゃあ何でトラブルは起きなかったと思う?」という質問を返してみました。すると...

・モノがいっぱいあるから

・素材が無限にある

・外の空間的な広さがあるから

・イメージを体験したことで共有できてトラブルにならなかった

という意見が出ました。お家の方の鋭い意見にビックリ!木の花をよく知ってもらっているんだな~と感じました。


 話は盛り上がり当初11時終了予定でしたが20分オーバーしてしまいました...でもこれは話が尽きなくて楽しんでもらえたということですよね?(笑)普段なかなか話せないお家の方と話す機会になったのではないでしょうか!まだまだ話したりなかった方もいたかな?それは、また次回の親子レク(3月で少し先ですが...)まで温めてもらって他のお家の方と交流していただけたらな~と思います。

 参加ありがとうございました~(^^)/

                                     えりりん


最新記事

すべて表示

木の花版「雪だるま まつり」☆

今日は、木の花初!~木の花版『雪だるま まつり』~をしました☆ バザーで、おのこりのお店をして以来、「夜」を活かした何かをしたい!!と思ってずっと温めてきたのが「雪だるままつり」。白峰の雪だるままつりに何度か行って、雪と灯のコラボに魅せられていたので、おのこりの時間にやって...

今日はまつくり発表会!!

「エルマーとりゅう」影・光・モノ・からだ  これまでの取り組みや練習の中でキラリと光る子どもたちの姿は毎日色んな姿で見せてくれました。しかし“見せる“劇として…「せっかく面白いやりとりしとるし、もうちょっと声大きく言ってくれたらな~」「自分の役割や場所も毎日のように変わるし...

Comments


bottom of page