雲が見えはじめ、『おぉ、今日は涼しいのかもしれないぞ…』なんて淡い期待を抱いてしまうような空のもと、さくらあんずの夏季遠足に行ってきました~!
・・・結論から言うと、とても暑い!日陰でも汗ばんでくるようなある意味とってもいい天気。こりゃ~サッと行って川に浸かるしかないな~と思っていたんですが、集合時間になっても全然集まってない!!笑 全員が集まったのはバス出発3分前という、中林経験上最も遅い集まりで旅は始まりました~。
バスから降りるとそこはコンクリートジャングル…暑さと向き合うしかないのか?と担任が覚悟を決めようとしていると、鮎どんがあっちの抜け道、こっちの抜け道、集合住宅の合間をくぐりながら「しー!誰にも見つからないようにそ~っと!」と気分は忍者。時には壁に張り付き隠れみの術、道を走って横切る俊足の術、先にいって隠れて驚かしの術などなど。小学校の頃、近所の抜け道を縫って遊んでいたころを思い出すようなワクワクドキドキの道でした~(またまた幸いなことにほとんど日陰で暑さも余り感じずに済んだのでした~)緑地に入る直前は急こう配の下り坂!いいにおいらんどでジェットコースターチームがあったので子ども達「ジェットコースターだ!!」と大興奮。今にも駆け下りそうなほどで見ている方がドキドキ。
緑地は今季二回目。ということで、「ここ来たことあるわ!」と子ども達もドヤ顔。・・・しかし、梅雨の開けたこの時期…かゆい~(蚊)。こんなこともあろうかと、子ども達と作った虫除けスプレーの原液は虫刺されの薬に早変わり。自分で「よもぎにする~」「ローズマリーがいい」と選んで、うっすら塗ると、一気に顔がパーッと晴れてかゆみがどこかへ飛んでいった様子。(天然成分なので効果は弱めなはずなんですが、自分たちの作った“薬”は万能だったみたい。)いいにおいらんどでよもぎとローズマリーを極めたさくらあんずさんはこの二つの植物に敏感に!「あ!ここによもぎめっちゃある~」「ここにローズマリーもある!お土産にしよ~」とあっちこっちで発見してました。七夕で植物色水を作ったことも子ども達の中に根付いているようで、「これでももみもみしたら何色になるかな~?」と色にも思いをはせていましたよ。
生き物探しも大盛り上がり♪いっぱいのセミの抜け殻をはじめ、早くも飛び回っているトンボを追いかけあっちへこっちへ。「じっとしとらんとトンボ逃げてしまうんやからね!」と生き物採りの知恵もついてきている様子。そうそう!春の遠足でちゅーりんがどうしても捕まえたかった“ザリガニ”をあかねちんが発見!子ども達とあーでもない、こーでもないとあれこれ試して、念願のザリガニゲットにこぎつけました!
川との並走なので「もう暑いし川入ろうよ!」とところどころで話していた子ども達。よっしーが建てたテントが見えてくると、ちょっぴり疲れ始めていた子どもたちも一気に復活!タープの下で早々に入る準備を整えていました。今にも走り出しそうな子どもたちを体操代わりの盆踊りで沈め(笑)水場の約束をしっかり確認したうえで、いざ出陣!
池・分流・本流と三つに分かれていて、子ども達手前の池の所から、少しずつ試しながら分流の方へ。手前の池には無数の小魚(子どもら曰くメダカ)がいて、捕まえようとするもあまりの速さに全くついていけず…小魚の捕獲は断念。分流の方は子ども達でも耐えられるくらいですが、しっかり流れがあって気を抜くと足を持っていかれそうになるほど。慣れてきた子は分流の方で寝転がってみたり、ちゅーりんが立っているところまで腹ばいで進んで来たりと全身びちゃびちゃになりながら川を満喫。足を入れて怖いなと思った子はちゃんと池ゾーンに戻ったり、違う遊びを見つけるなど、人間の本能をフルに使って遊んでいましたよ。(面白いのはあゆどんが鮎を釣って見せてくれるのに本流の方に行っていたんですが、子ども達しっかりその際々でじーッと見て待っていたんです。ちゃんとあっちは危ないと肌で感じていたんでしょうね。)
そういえば川に来る途中、近所にある『カサデバンビーニ』の子ども達とすれ違ったんですが、もらってきたというブルーベリーを分けにわざわざ戻ってきてくれたんです~ありがとね~!川で疲れた体にブルーベリーの甘さと酸味が染みわたりました~♪
いっぱい遊んだらご飯タイム。児童館付近の木陰で食べましたよ~(とても暑かったので、ご飯は子ども交流センター内に置かせていただきました。ありがとうございます!)
ご飯とおやつを食べるとちょっぴり時間が…少数精鋭で川に延長戦行ってきました!着替えた服なので濡らさないように慎重に慎重に・・・ドボン!笑 こけて濡れちゃったけど「すぐ乾くし大丈夫!」と頼もしい失敗でした。
帰りはバス停まで“よっしー宅配便”がリュックを運んでくれることになり、とっても身軽~子ども達もすごく元気で「だ~る~ま~さ~ん~が~ころんだ!」「むっくりくまさん、むっくりくまさん、穴の中~」とわらべ歌で遊びながら歩く姿にタフだな~と感心するばかり。そこでエネルギーを使い果たしたのか、バスまで待てずにバスを待つバス停で夢の中にいざなわれている子もチラホラ見受けられました~(おかげでバスの中で寝る子は少なかったな~)
暑さの心配、中には水の心配もされていた人もいたかもしれませんが、子どもたちが自分たち自身で水分補給(幼稚園から持って行ったアクエリアスをしっかりと飲んでいました!)をしたり、怖いところを自分たちで感じ取る姿にちゅーりんは“さすが、さくらあんずさん!”感心しっぱなしでした。いっぱい遊んで、歩いてお疲れだと思うので、ゆっくり休んでね~。
記:ちゅーりん
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