今週はさくらあんずウィーク!週の前半は母たちに力を借りた親子遠足があったんですが、今日はお父さんたちの力を借りる「お父さんたちと遊ぼう会」が開催されました~(子ども16人、父10人、兄姉6人が参加してくれました。ありがとうございます!!)
さくらあんずさんはお誕生表で生き物を作り、お部屋の壁を『生き物ランド』にしようとしていたり、日々ダンゴムシやちょうちょを捕まえたりと生き物と触れ合う毎日。(余談ですが先日の親子遠足でオタマジャクシを捕ってきて、観察中なんですよ~)そこで今回は「生き物ランドのモニュメント(巨大生物)を作ろう!」をテーマに、思い切り工作を楽しみましたよ♪
まずはどんな生き物を作りたいのか作戦会議!どんどん生き物を言っていき決選投票。一番票を集めた「ウサギ」をベースに作りたい部位ごとに集まって作り始めました~(クジラ、ライオン、ラッコ、ゾウなどの意見があったり、中には「あゆどん作りたい!」なんて言い出すお父さんもいたんですよ~笑)
頭部チームのこだわりは丸みを帯びたフォルムをいかにして作るか!(段ボールの角ばった形ではなくて、生物らしい丸っこさを出したかったみたい!)そこで段ボールの周りに新聞をくしゃくしゃにして肉付け。それを子どもたちが以前絵の具で塗った紙で包んでペタペタペタ。同様に肉付けした耳をつけて丸っこい仕上がりになりました~
身体部分チームは「どんな大きさで作ったらいいんだ…」と悩みながらのスタート。(ちゅーりん人を分散させるのにパーツごとに別々で作り始めたので、調整にドキドキしてたみたい。)しかし、ひとたび動き始めると「真ん中通れたら面白いよね」とか「頭に対抗して丸みを帯びたフォルムを目指そう」など、アイデアがどんどん形になっていきました。
その他にも・・・
耳にしようか何にしようか…と悩みながら段ボールをつなげ、色を塗っていくと気がつけば長い長い尻尾に!
はじめは足のつもりで作り始めた部位が途中から大幅な路線変更。胴体後ろ部分にくっついて何やらロボット感が出てきたり。
発泡スチロールの箱の周りに色んな表情を描いて、マジックや絵の具をにじませ色付けしたコロコロ表情が変わる顔を作っていたり。
このウサギを見に来た人がジュースを飲めるようにと自動販売機を作ってみたり。
それぞれ一匹ずつミニミニウサギを作っていたり。
中には粘土でアート象形文字のような模様を作っていたり、クレヨンや絵の具で色付けして目・非常食のニンジンを作っていたりと色んな個性が光っていましたよ~☆
周りの形が見えてくると、「ここにつなげられるかも!」「ここさみしいから模様付けたい!」「目ついてるけど、パーツもあるから複眼も付けちゃおう!」などなど、大人の調整力を見せてくれるお父さんたち。バラバラなものを一つにしていく姿は凛々しくてかっこよかったですよ~(この子ども達の思い付きでやったこと、勢いでやっちゃったことを意味付けしていく…これだけの大人がいたからできることだな~と改めて感心してしまいました。)
そして、いよいよ合体!!思っていたより・・・でかい!!笑
胴体部分に入り込める空間が存在していて、それに気づいた子どもたちは『何人は入れるんだ??』と驚いてしまうくらいぎゅうぎゅうに入り込み、ちゅーりんは『壊れるかそっとして!!』と叫ぶ寸前でした。…しかし、「ちゅーりん、胴体の子の段ボールは強度上げてあるので乗っても大丈夫!体を覆ってる段ボールもかませ合ってるからちょっと押した程度では取れんよ!それとこの手も主柱入っとるから触るくらいなら取れんよ~」などなど、目には見えないギミックが満載だということが発覚。(こういう見えないこだわりが詰まってくるのもお父さんたちだからこその遊び心なのかな~と感じました。)
「バラバラに作り出した時はどうなるかな~って心配やったけど、案外かたちになるもんやな~」と心の声が漏れ出ていましたが、それができるのはお父さんたちの協力があってこそ!子ども達のバラバラな思い・意図が詰まった巨大ウサギは月曜にみんなにお披露目した後は大事に大事に部屋で育てていけたらと思っています♪なので後日子ども達と名前も決めていけたらと思っています。お楽しみに♪
普段ならもったいない!汚れちゃう!と止めてしまいたくなる場面が満載だった今日の工作ですが、試す中から生まれる・見つける表現の連続なんだなと改めて考えさせられました。(絵の具を濃度が濃い状態で塗り重ねて波を表現したり、普段できないからこそこんなやり方もあるのか!と驚かされることばかりでした。)
お父さんたちとだからできるちょっぴりワイルドで、いたずら心あふれるモニュメントづくりは担任もとっても考えさせられる会となりました~参加してくださった皆さん、廃材を提供してくださった皆さん、ありがとうございました~!!
記:ちゅーりん
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