今日はお茶参観一日目でした。来てくださったお家の方、ありがとうございました。
子どもたちの成長を感じながら、この時この瞬間しかない、一期一会の時間を過ごすことが出来て嬉しく思います。
「しつらえ」のこと。
掛け軸に代わって、子どもたちが名前から一文字選んで書いた色紙を飾りました。
バザーの時の龍神神社で「龍」という漢字を沢山書いてきたまつくりさん。
(お守りの札に想いを込めて書いたり、神社の金屛風にも「龍」を書いたりね。)
その時に書いた「龍」という字が、象形文字のような、字を形で捉えている今だからこそ書ける子どもたちの字がとても素敵だったので、今回お家の人からもらった“名前”から好きな漢字を一文字選んで書くことにしました。(完全に形で選んだ子、名前の書きたい部分を選んだ子、書きやすそう、難しそうだから書いてみたいなど、選び方はさまざま~!)
台紙は“この時のために!”とっておいた(笑)アスレバルで使ったパネルだったんですよ~!春っぽい色が映えて、素敵な字が際立っていました。お家の方もお花と共に楽しんで下さっていたように思います。
お茶会のこと。
さて、子どもたちもお家の人も、もちろん?!さわさわも緊張していたお茶会。
なんだかいつもと違う雰囲気にみんなドキドキしていましたね。(笑)
聞いたところ、茶会は初めてだというお家の人も多かったです。
実は、前回のお稽古の時に一通りの流れをするのに1時間かかっていたグループもいたのですが、今日はみんな緊張しながらも一生懸命取り組んでいました。作法を思い出しながら、間違えたと思ったらやり直したり、根がまじめな人たちだな~と、改めてそんなところが愛おしく思ったり、心の中で「フレっフレっ」と応援していました。
いつもはさらさらっと出来てしまう子も、隣のお友達をチラチラ気にしていたり、お家の人も「見たことない顔しとる!」と言われるほど緊張している子もいたり、緊張の中でも背筋を自分で伸ばし、律する姿が見られたり、いつものお稽古と違う姿と、いつもと変わらずやり遂げようとする姿がありました。
緊張の中でも道具を丁寧に優しく扱ったり、手順を忘れても周りを見て取り戻そうとしたり、手の先まで神経を使って作法する姿に、1か月に一度のお稽古でしたがやってきたことがきちんと積みかさなってきたんだなと感じて感動しました。
お家の人たちにも温かく見守っていただき、和やかな雰囲気でお茶の席を楽しんでもらうことが出来て、嬉しく思いました。みゆき先生も仰っていましたが、木の花生活を見守り、子どもたちを支えてくださっていたお家の方々の姿が、今日そのままあったように思います。
子どもが家で「発表会よりも緊張する」と言っていた、というお家の人の言葉に、子どもたちの気持ち、すごく分かるなと思いました。“みんな“と一緒にする、“みんな“で見られる発表会と違って、お茶は”自分との対峙”、“ひとり”で向き合わないといけないところがあると思います。だからこそ、いろんなことを乗り越えてきた今の時期のまつくりさんにしか出来ないことなんだろうなと思いました。
お茶参観後、子どもたちはお部屋でお菓子を食べ、お抹茶も点てて飲みました。緊張から解放されたからか、表情も健やかでワイワイ楽しいお茶会が行われました。きっとお家の人にお茶を点てたことが新たな自信となり、みんないつもよりも濃いめのお抹茶を点てていて(笑)「にが~い!!」と笑いながら飲んでいました。
明日のお茶参観はどんな子どもたちの姿が見られるかな!2日目のお家の方、明日をお楽しみに!お待ちしています🌸
記 さわさわ
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