本日より通常保育の再開です。
先月下旬から学年別の自主登園日をウォーミングアップにそれぞれ数回ずつ行い、身体を慣らし、木の花暮らしの感覚を在園児たちは取り戻し、新入園児たちはお家の人と離れる時間帯を持ち、気持ちを切り替える感覚を味わいながら、園生活の通常保育再開を迎えました。
自主登園日の際のそれぞれ久しぶりの再会をまったりと堪能し、新しい部屋やベランダ、あるいは屋上などの空間を満喫していたせいか、全学年が揃った本日は、意外なほど静かに落ち着いて朝の自由遊びが流れていてびっくり。新たなプチちゃんも今日から加わりもっと賑やかに泣き声合唱が始まるかと思っていたのですが・・・。
ホールでは渡り廊下やキャットウォークから「桜吹雪」(チラシや色紙など)をひらひらと振りまいたり、下でそれを受け止めてみたり、大型積み木の迷路を回ってみたり、隠れたり、ダンボールハウスを使ってお家ごっこしたり、もも組のザリガニさんを他の学年の子も覗きにきたり、ベランダなどで遊ぶうめももさんの姿も見られたり・・・・。
お庭では木道を回ってさくらんぼの実を拾ったり、砂でお料理ごっこをしたり、カメ子の「放牧」を眺めたり、カブトムシの幼虫が大量に園に届いたことで、刺激を受けてか庭の虫探しに勤しんだり、竹ドーム改め丸太ドームもリニューアルオープン。年長の子らがチャレンジする姿に中にはうめももちゃんも登ろうとする積極果敢な子もいたり・・・。
園内あちこちでそれぞれの遊びを満喫してお片付け、各学年のお集まりへ・・・。
そのころぐみちゃんたちはぐみ棟での遊びに勤しみつつ、屋上にも上がり、庭からやっほ~のコール。あゆどんの苦心の剪定の効果はどないなもんか?とコールを返せば、まだ庭が見えにくいからもうちょっと刈ってほしい~という辛辣なぐみの先生のお言葉・・(笑)。なのでぐみ棟ベランダにハーネスにヘルメットのフル装備で上がり、屋上からのぐみちゃんの声援を背に受けてアクロバチックな態勢で追加剪定作業。そのまま刈ったどんぐりの枝たちを屋上にいるぐみちゃんたちに手渡すと、歓声が上がって、ちょっとしんどくかつスリル満点の作業も報われた気分(笑)。
各学年のお集まりも部屋のみならずホールや庭も時間差で使い、うめももちゃんのトイレタイムもクラス別々にしながら、極力三密を避けながら各学年が揃っての通常保育の感覚を子どもたち、大人たちが取り戻して午前はあっという間に終了。新入園のうめももちゃんたちは慣らしの午前保育で見送り、その後、各学年久しぶりのお楽しみのランチ。テーブルの座り方もゆったり間隔で久々の自園調理の味を満喫。
食べ終えた子からぼちぼち午後からの自由遊びの始まり・・・という頃、ぐみ棟からは賑やかな泣き声も響き、思えば新入園ぐみちゃんたちは、この昼寝時間がちょっと慣れるまでは鬼門の一つだったかも・・・。ぐみの先生に加えて本園フリーの先生も助っ人に入りつつ、広い園庭であやしていると、元ぐみちゃんのうめももちゃんが、いないいないばあ~とあやしにきたり、先輩としての自信に満ちたほのぼのとした風情も散見・・・。やがて庭などに上の学年の子どもたちが戻ってくる頃には落ち着いてきた新ぐみちゃんたち。先生たちだけじゃなく、先輩ぐみちゃんたちもみんなのことを見守っているから、ゆっくりと慣れていこうねえ・・・。
お帰りのお集まりを終えてお列も玄関の密集を避けるべく少し時間帯をずらして時差出発。なので、終点でちょっと長く待ったお家の方もいたようで、すいませんでした。おのこりの解禁は創立記念日以降の次の週からを予定、もうしばらく控えたい、と思います。その間新たなお列の感覚を掴んでいってほしい。しっかり歩いて帰れるようになろうね。なお今年度お列は今日のようなそれぞれ若干の時差出発なので、待ち時間を少し多めにみておいてください。よろしくお願い致します。
コロナと向き合う一年になるかと思いますが、子どもたちの嬉しそうな笑顔と、元気な泣き声と、いっぱい考えて遊んでいる頭と、弾けるような体と、意欲満点の強い性根と、心優しい気持ちに触れて、先生たちも力と勇気をいっぱいもらったようです。木の花の空間構成を最大限に活かし、保育活動にさらなる工夫を入れながら、三密を避けつつ、新たな木の花暮らしの日常をゆったりと取り戻していきたい、と思います。
なお、明日一日新入園うめももちゃんは慣らしで午前保育、明後日から給食を食べて1時降園・・・と時間帯を延ばしていきます。ゆっくり慣らしたい、というお家には個別に相談に応じますので、担任までご相談ください。
あゆどん(記)
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