今日17日(土)年少、プチ、2歳児ぐみのビデオトークがありました~。今回は何と!!30人のお家の方が参加してくださいました☆お母さんだけでなく、お父さんもたくさん参加してくれましたよ~。
まずはウォーミングアップから。一人15秒で自己紹介。えりりん、あかねちんから始まり、お家のみなさんにも一人ずつ紹介してもらいました。出身県や趣味などを紹介、そして今日園で行われるチャリティーバザーの宣伝をするちゃっかりお母さんがいたり(笑)もしました。
①まずはプチ・2歳児ぐみちゃんが一緒にお散歩に行ったビデオから。このビデオは中央体育館の芝生の所で、子ども達がピーナツボールを転がしたり、お散歩カーに子どもたちが乗り、さらにそのお散歩カーを押す子ども達といったビデオを見ました。
1本目のビデオだったので、今回はランダムにお家の人に気づきを言っていってもらいました。
・黄色いピーナッツボールを押していた子2人はケンカせずに転がせたの?トラブルが無かったのは、天気が良くて気持ち良かったり、芝生の音が心地良かったりも関係したのかも。
・黄色いピーナッツボールを押していた子が転んでしまったけど、また立ち上がって一緒にピーナッツボールを押していた子を呼びに行っていた。呼びに行ったって事は、一緒に押したかったって事なのかも。
呼びに行った子と呼ばれれた子の間では会話が無かった。呼びに行った子の目線や雰囲気で感じていたんじゃないかな。
・青のピーナッツボールにさっき黄色いピーナッツボールを押していた子が近づいていったけど、青いピーナッツボールを先に使っていた子が体全身を使って守っていて、背中から“使わないで”というのが伝わってきた。守り切れてホッとした様子も分かった。
・お散歩カーは、途中で乗った子もいたけど動かなかったからまた降りて、お散歩カーを押していた。子ども達で自然と交代していた。
・お散歩カーの仕組み(乗り口の開閉の仕方)を理解していた。よく見ているんだなーと思った。親目線だと指を挟みそうで止めるけど、先生は止めずに見守っていたところが木の花流。
・お散歩カーを後ろで押していた子がいたけど、最初は手を添えているだけだったけど、後から他の子と一緒になって押していた。一人でずっと後ろにいたなんて忍耐力がすごい!初めに手を添えるだけだったのは、もしかしたら空気を読んで敢えて押していなかったのでは!?
などなどたくさんの気づきが出てきました。担任も気づいていた“言葉が無い子ども達のやりとり”についてはまた後程...
②2本目のビデオは年少さんのビデオです。園庭で『お家を作ろう』をテーマにこども達が自分たちでウッドブロックを使ったり、かまぼこ型の木を使ったり、その木たちを手押し車で運んだり。お家にかまどを作る様子も。ウッドブロックが入っている出作り小屋では、クモの巣を見つけて大興奮な子ども達。工事現場で使う棒とホースをつなげて遊ぶ子のビデオを見ました。
今回はA~Eグループに分かれてもらい、各グループでビデオを見た感想や気づき等話し合ってもらいました。
A・ビデオごとに指示者、ボスがいた。
・耳に入ってきた事に反応していた。
・子ども同士で言葉のキャッチボールが無いからトラブルが無い
・家を作った中に入っていた2人は、うめ組の発表会でカゴの中に入っていた2人だった。
B・プチ、ぐみのビデオはほんわかしていたことが分かった。
・発表会の様子が今回のビデオでも見られた。
・子ども達それぞれに楽しみがあり、自分の世界があって、壮大なストーリーがありそう。
・プチ、ぐみのビデオと共通していた事は、大人に頼らない事だった。
・今回のビデオでもトラブルが無かった。やっぱり天気が良いとトラブルは起きないのかな。
C・年少だと会話が成り立っている。自分の事をよく話している。
・木の枝で銃や剣に見立てていて面白かった。
・作ったお家の中ではままごとしていたんだろうな。
D・年少は賑やかだった。
・大人や友だちに“見てほしい”という子もいれば“背中で語る”子もいた。
・ずっとビデオ見ていたかった~。
E・年少はやりたい気持ちを実現できるようになってきた。
・図面が無いけど共有している。
・“毒”の存在を知っていたり、話を盛ったり、家の事をあんなにしゃべってるんだ~と驚いた。
・クモに銃を向けていたけど、それぞれイメージしているモノは違いそう。
グループのトークの中でもよく話題が出てきたのは「ぷちぐみちゃんは静かだったのに、年少は賑やかだった!」とのこと。ここにつながってくるのが、先程保留にしていたプチ、ぐみの“言葉が無い子ども達のやりとり”について。では、年少は?という事でもう一度ビデオを見直す事に。年少は、相手の表情を見たり、話している子に耳を傾けて聞こうとする姿が見られたりと賑やかだった理由が分かりました。2歳児、3歳児年齢での成長での違いを感じました。
③最後は年少、プチ、ぐみの混合のビデオ。ぐみ棟、うめ組で遊ぶ様子と一緒に給食を食べる様子を見てもらいました。
本当は各グループで話し合いをしてほしかったのですが...時間が無くなってしまったので、解説をしながらそれぞれのビデオを見て気づいた事や疑問に思った事を話してもらう形式に急遽変更しました(>_<)すみません...
・他の子が遊んでいる様子をじっと見ていたいたけど、家で同じ事をしていた。「お届けモノです」と言ってモノを運んだり、棒をたたいたり再現していた。
・交流をしていて、クラスの姿の差や年齢での姿の差はあるの?
→ぐみちゃんは生活の場所が違うので本園に来ると静かだった。プチ、年少はぐみ棟に行くといつもは使えないおもちゃが使えるので喜んでいた。年少は、プチちゃんに対してはいつも生活を共にしているから接し方は変わらないが、ぐみちゃんに対してはお世話しようとする事もある。
・確かに年少さんもだし、大きい子が早番の時に子供(ぐみ)のかばんを部屋の運んでくれていた。何も言わず、当たり前にしている感じもある。
とまだまだ話したいところですが...時間がオーバーしてしまったのでこれで今回のビデオトークは終了!
お家の人達の鋭い気付きに驚きつつ、さすが木の花のお家の人達だなと感心しきりでした(笑)
今回は参加してくれたお家の方がたくさんいたので「みんなの前では緊張して話せなかったな...」というお家の方がいらっしゃったら担任を見つけていつでも話に来てくださーい!お待ちしております(^^)
今年度のビデオトークはこれで最後!みなさんありがとうございました~。
記)えりりん
Comentarios