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木の花幼稚園

年長・年中 合同ビデオトーク!

 12月3日(土)に年長&年中合同ビデオトークがありました。お忙しい中、参加してくださったいお家のみなさまありがとうございます!


まずは、年中さん年長さん混合くじ引きで「ほしG」「ベルG」「ツリーG」「くつ下G」の4つのグループに分かれてもらい、肩慣らしに『幼少期、どんな子どもだったか?』をテーマに、自己紹介がてらおしゃべりをしました♪

自分の小さい頃といまの我が子、似てるな〜と改めて実感したお母さんたちもちらほらいらっしゃったようで!各テーブルで話も盛り上がり和んだところで、ビデオトークスタートです。


今回見てもらったビデオは『バザー 縦割りのお店』の取り組みの場面。

毎日のおれつ散歩を機に、年長さんと年中さんの縦割りの関わりも少しずつ強まってきてはいるものの、自由遊び時や、おのこりの時間の遊びの様子には、異年齢で遊んだり、関わり合う姿がもう少し増えたらな〜という先生たちの思いから、仕掛けのひとつとして思いついたのがこの「縦割りのお店」。約丸4日間、生活を共にしてきたそれぞれのグループが、お店を作り上げていくために、話し合ったり準備をする姿の全体の様子&各グループごとの様子をビデオで見てもらいました。合計20分ほどの長いビデオだったので、付箋に気づきや疑問をメモしてもらいながら見てもらい、その後、グループで付箋を出しながら同じような意見でもそれぞれ自分の言葉で話しながらトークしてもらいましたよ。そしてグループで出た話を全体でシェアしました。




◇ほしG

・中と長で行動にあまり差がないけど(お仕事の途中遊んでいる子も!遊んでいるようでいろいろ試していてゲームにいきている)、リーダーシップはやっぱりまつくりが!

・当日のお店、完成度がすごく高かったけど4日間でどうやってそこまでたどり着いたのか…?


◇くつ下G

・もみじGは当日わいわい魚になって遊ぶ子どもたちの姿があったが、準備(景品作り)ではみんな集中して作っていた。ギャップがすごい!

・みかんGはケーキを焼いている人だけじゃなくて焼いてない人もどこにも行かず見守っていた。数の説明ではさくらあんずがハテナ?な感じだったり、多数決の意味が伝わってなかったりしたけどまつくりの話を聞いて動こうとする姿がかわいらしくておもしろい。

・もりもりGの落とし穴(ブルーシート)はちょっと危なく感じるところがあるが、やめておこうという見極めはどうしている? →落ちるところに面白さを感じていた子どもたち、安全面にも気をつけながら、でも担任も純粋に面白いという気持ちのほうが強かった!


◇ツリーG

・まつくりは考えを提案したり説明するスキルがすごい!

・新しい人間関係を広げるために、ちょっとした仕掛けが考えられているんだな〜と実感。

・グループ分けに何か意図はあったのか? →自分が出せるメンバーを担任たちで話し合って意図的に組みました!

・まつくりが上手くみんなをまとめていたり、書記をしている子など役割分担されていたけど「おれこれやるから、これやって」みたいなやりとりがあったのかな? →自然と話し合いの中で役割分担する姿が。


◇ベルG

・討論ができていた。ヤンヤンGの会話から前の体験(運動会)が繋がっているんだな〜と感じた。

・まつくりが先走ることなく、多数決でみんなの意見を確認しながら話を進めていた。

・文字を書くまつくりを尊敬の眼差しで見つめるさくらあんず!

・全体的にまつくりがリードしていた。

・ビデオ懇談トークのときの話し合いのビデオは散々(笑)だったが、今回は深められる話し合いになっていた。 →年中がいることで年長としての自覚も感じながら話し合っていた。

・最初のアイデアは子どもからでたのか?海賊船のゲームはどういうテーマからそこに繋がったのか? →お化け屋敷というテーマでなりたいお化けを出し合って行った中に出てきた「海賊」に子どもたちがピーンと!そこから幽霊船というイメージの世界を共有していった。子どもたちがやりたい!と思ったことは転がるように発想が次々と!


…とこんな感じで、どのグループもキーワードとして「リーダーシップ」「チームワーク」「役割分担」「話し合い」についての気づきが多くあったようです。また、そのなかで子どもたちの「役割分担の仕方」や「内容の具体的な決め方」、「先生たちの介入の仕方」についての疑問が多くありました。


そして、キーワード「話し合い」から、お母さんたちが一番話し合っているな〜と感じたヤンヤンGのビデオをもう一度見直してみることに。「それぞれにひらめいたことを順番に話していて会話がちゃんとキャッチボールになっていた」「喋ってない子はじーっと見つめて聞いていたりうなづいたりしていて参加している様子が伝わってくる」「話し合いだけでなく、実践の場など他の部分で自分も出している子もいる」など子どもたちそれぞれのいろんな参加の仕方にも気づきがありましたよ。

また、縦割りのお店をきっかけに子どもたちがお家で語る幼稚園での話にも変化があったようで…「これまで話になかった年中さんの名前が出てくるようになった」というお家や、子どもの話から年長という自覚や自信が出てきたかな〜と感じることが増えたというお話も。担任たちも「そういえば、12月の誕生会で縦割りチームでゲームをしたときに顔を合わせて「なつかしい♪」「ひさしぶり!」って言っとる子もいたな〜笑」と子どもたちの姿から縦のつながりを感じらる姿についての話が出ていました。



今回のビデオを通して、子どもたちの取り組みの様子を感じるだけでなく、考えたこと・見たこと・体験したことなどを再現したり、話し合いの場面ではそれぞれの参加の仕方で年中も年長もお互いに刺激を受け合っているんだなぁ〜という姿をしみじみ感じ。お家の皆さんも年長・年中の枠を超えて、いろいろな視点から見た子どもたちの姿を語り合えた合同ビデオトークとなりました。


忙しい中、参加してくださった皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした!




記:さわやん

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