一日早い節分での鬼退治!(今年はなんと5匹も襲来!…コロナ禍か園長の煩悩が溜まっているのか!?年々増えてますねえ…笑)そして立春を迎えて、春よこい・・・と思いきや、再び寒波襲来。積雪はたいしたことありませんでしたが、庭の残雪に新たな新雪が積もって、子どもたちは大喜びで庭駆けまわり、大人はお部屋で丸くなる~♪という見慣れた光景の再来です。
そんな春の訪れはもう少し時間がかかりそうな装いの中、明日は気づけば年長さんの発表会。発表会シリーズのいよいよアンカー、まつくりさんの出番です。
今回まつくりさんは二つのグループの創作劇が2題。
ぺらぺらいんぐりっしゅグループは、お話「たんたのたんてい」をきっかけに始まった「探偵ごっこ」が母体になった劇、「ぺらぺらっ しんぐりっしゅ 探偵事務所~そろそろ事件解決だ!~」。
元々謎解きや事件、探偵などのキーワードが好きなグループメンバーなので、日々子どもたちの想像や空想の事件が発生、その解決に向けた探偵事務所ごっこを園内あちこちで繰り広げてきました。そしてこれまでの「未解決事件」を改めて「監視カメラ」の「映像」から振り返りながら、事件解決へと奮闘する探偵事務所の「物語」が今回の舞台。今どきの探偵事務所に備えられた「機器」類?持参装備?など様々な廃材を駆使して細かいディテールにもこだわり作った小道具類(大道具類)と、子どもたちのアイディアの詰まった「証拠品」なども見何処の一つ。そんな道具を駆使してどうやって事件解決につながるのか?また子どもたちの作った探偵事務所のテーマソング?も合間に織り交ぜながら、ぺらぺらさんの「探偵物語」の様々な表現をじっくりご堪能あれ・・・。
一方おおざるスーパーグループは、お話「へんてこもり」シリーズの既存4作に続く第5作目を子どもたちで作った創作劇。
「そらいろようちえん」という架空の幼稚園の裏庭にある「へんてこもり」が舞台ですが、まあ木の花幼稚園と園庭が今回の劇遊びの母体。元々、身体を動かすのが大好きなグループのメンバーなので、ホールや庭で身体を使って遊んできたまつくりさんたちの日常が土台ともいえるコメディだとか。劇のストーリーのポイントで出てくる子どもたちと「へんてこもり」の「へんてこな生き物」との対決場面でも、勝負に熱中しすぎて延々劇がそこで止まっていることも・・・(笑)。子どもたちの考えた様々な「へんてこな」生き物やそれと対決する方法、そのときの様子などどうぞ笑って見てください。
2つの劇に共通するのは「このはなまち」という共通の町、そしてその町の一角にある「へんてこもり」という森が共通のキーポイント。それぞれの別の劇を作りながら、でも同じ時空、同じ空間を共有してきたまつくりさんたちの発表会の取り組み。二つの劇はそんなまつくりさんたちが共に過ごしてきた「このはなまち」という園舎と周辺の地域、そして「へんてこもり」という名の園庭でのこれまでの想いが共に息づいている、そんな幼稚園時代、最後の発表会の2つの劇です。双方すっごく長いので、しっかり最後までまつくりさんの舞台の姿を見届けてくださいね。
そして劇の後はまつくりさん全員での合唱♪「ね」。職員室で籠りながら仕事をしていると合間に聞こえてくるこの歌声に、どうにも毎回、ほろりとしているあゆどんです。
さて今年度、各学年発表会での異学年出演は年長さんだけ・・・のつもりでしたが、さくらさんが「自分たちの発表会のときに応援しくれたから・・・」という子どもたちの想いをもとに、今回まつくりさんへエールを贈るべくさくらさんがオープニングを飾ることになりました。一日入園への準備に勤しむさくらさんならではのネコちゃんをもじった「まつくり 応援ねこがるた」。まつくりさん、元気がもらえるといいね。
そして最後はこれまた幼稚園時代の最後の親の発表会となるまつくりさんのお家の人たちの「お役御免」!! もとい、「お厄ごめん~なんとかなるさ2021~」。やっぱり最後はパロディですか・・・(笑)。これも楽しみだね。
全国的にコロナ第3波がピークアウト、減少傾向にある中で石川が逆に前週よりも多くの感染者が出るようなピリピリとした緊張感の中で迎える年長発表会(年少中心に風邪も少し流行ってきています)。密を避けるため年中、年少発表会と同様、異学年のお家の方はご遠慮いただき、年長さんのご家庭も舞台出演のお家の人限定で開催します。
子どものお客さん席も従来お家の方用の階段から2階渡り廊下からキャットウォークまで、お客さん同士の間隔も広くとり、かつ、換気をしながらの舞台となります。明日から冬型も少し緩んでくると思いますが、お家の方はどうぞ暖かい格好でご来園ください。残念ながら(大人にとっては)まだ残雪の山が庭に残り車は園庭には入れないので、申し訳ありませんが、園向かいの駐車場に縦列駐車含めて皆さんで協力して止めてください。できれば近くの方徒歩や自転車(気を付けて)、乗り合わせ等お願いできれば、と思います。もちろん、検温等の体調管理とマスク着用はこれまで通りお願い致します。
それでは明日、子どもたちは遅れずに来てね。元気にまつくりさんが揃うことを願いつつ、コロナ禍を吹き飛ばすような楽しい発表会にできれば、と願っています。
あゆどん(記)
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