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木の花幼稚園

春爛漫の中、2021年度開幕です・・・

更新日:2021年4月14日

 昨日は朝からワックスがけのため職員は早朝からモノをあちこちに移動。初代園長の長寛子さんのお胸像も玄関前にお引越し(?)。業者さんの清掃が園内に入る一方、職員は顔をそろえて、新年度体制や年間予定、様々な案件に議論を重ね共有を図る職員会議を午前中いっぱい、しっかりかけて2021年度がスタートしました。

 この日から初登園のお友だちも上の学年の木の花っ子たちと一緒に新生活が一足早くスタート。ゆっくり、ゆっくり馴染んでいこうね・・・と思う一方で、すでに威風堂々、木の花っ子に混ざっている強者も・・・(笑)。どの子にとっても新しい一歩、はじめの一歩。


 午後からは家庭訪問と新年度準備に分かれて準備に奔走する職員たち。

 新たな担任との出会いにドキドキわくわく?のお家もあれば、あゆどんが担任だよ・・・という某職員のエイプリルフールを真に受けて真剣にお待ちいただいたご家庭もあったようです(笑)。ああ、それは行きたかったなあ~と職員室で書類とPCに格闘するばかりのあゆどんでした。


 そういえば昔、この4月1日の新年度スタートの初日、「庭の桜が早くも満開!北陸の珍事!」とエイプリルフール風に書き込んだところ、アルバム委員だったあるお母さんから写真撮影に出向きたい、と連絡がはいり、ごめんごめんエイプリルフールだから・・・と大笑いをしたことがあります。当時はまだ寒空の三分咲き程度の普通の春。でも、ほんまかいな・・・?ということも起こりうる木の花だから、と真に受けてくださり、有難いやら恐縮やら、おもろいなあ、木の花のお家の人は、と感心したことを思い出し、今も変わらぬお家の人たちの様子に肩の力も抜けました。


 新年度初日、ITの便利さと逆に手間暇がかかる不便さも実感する事務作業に、手書きのアナログ時代の郷愁に浸る間もなく、次々とやらなくてならない作業に忙殺され、ふと目をあげれば、初代園長の寛子さんの優しげな眼差し。まあ無理せんこっちゃ・・・と言ってるようです(笑)。


 虚実が入り混じる昨今のIT時代の世相です。情報の真偽の見極めも大事な一方で、もしもこうなら・・・という空想や虚構を楽しむ遊び心もこんな時代だからこその「潤滑油」。肩ひじ張らず、やることはしっかりやりつつ、遊び心をたっぷり織り交ぜて、木の花暮らしの2021年度も開幕します。コロナ禍は続き春らしい開放感に存分には浸れない世の中ですが、あんずにすもも、さくらの花たちのお庭での「競演」は紛れもなく新しい春。柔らかな春の風、色彩をたっぷりを浴びつつ、また木の花幼稚園は「はじめの一歩」を踏み出します。


 本年度もよろしくお願いいたします。

                                あゆどん(記) 

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