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木の花幼稚園

木の花まつり1日目 年中・年長のお店開店

 やってまいりました、木の花まつり2024。晴天に恵まれ気持ちよく一日目の開催です。


 一日目は年中さんと年長さんのお店が開店。ざっくりと、本当にざっくりとではありますが、お店のご紹介とその様子などをお伝えしますね♪


 年中さんのお店のコンセプトは『地球にやさしいお店』。手作りの染め物や自然物で作ったモノを中心に、ペットボトルキャップを再利用して作ったエコな商品などを用意。また、染め物や運動会でも登場した『玉ねぎ』を今度は色んな食品に加工して商品にしました♪


① まずは『玉ねぎレストラン』。このレストランには『スープ』『パン』『ごはん』『クッキー』の4つの食べ物があり、どれも玉ねぎを使用。スープは皆さん想像のスープではありますが、ごはんはツナも混ぜて炊き込んだ炊き込みご飯風。パンはソーセージも混ぜ込んであるもちっとした生地の惣菜パン風。クッキーがこれまた絶品で、玉ねぎの香ばしさからなのか、絶妙にお菓子とおかずの間を通っているおいしいクッキー。きっとこれには玉ねぎ自身も驚いていることでしょう、「俺ってクッキーにもなれるんだ!」。

そしてドリンクとして『ローズマリー』のお茶、『桑の葉』のお茶、『ホットいちじくジュース』も販売。お茶はティーパックに入っていて、その場でお湯を入れて新鮮なティーをいただけます。いちじくジュースは年中さんのお家の方からいただいたいちじくをジャムにして、それをお湯で割ってのむという、ホットな商品。


 開店すぐはまばらだったレストランですが、時間を追うごとに飲食スペースの席が埋まり、中には長蛇の列になる食べ物もありました!子ども達は焦ることなく、トングでパンを挟んで袋に入れて渡したり、ごはんをよそったり、お湯を注いだりと自分のペースで丁寧に接客している姿がよかったな~。


② 次は『とんかち・ボンド屋さん』『かわいいもの屋さん』『そめもの・ちくちく屋さん』の手作り品のお店。

『とんかち・ボンド屋さん』は、木で作った車やラジコン、ロボットなどに木の実も装飾したおもちゃが多数。どれも一品ものはもちろんなのですが、その一品一品に値札や商品名はありません。「これは何?」って聞くと全部答えられるんです!すごくないですか?(元々は商品名の札があったので、よっしーは疑って商品名を隠して「これ何?」と聞くとちゃんとその商品名を全部言ったんで、間違いないです!w)。だからお客さんもちゃんと質問してて、お店の人とのやりとりを介して商品を購入しておりました♪

 『かわいいもの屋さん』は木の実やペットボトル、染め物を使ったペンダントやヘアゴム、ブローチなどなど、小さくてかわいらしい商品が多数。買いに来たお客さんはどれも欲しいようで、よっしーが一旦その場を離れて戻ってきたら2個めを買うために商品を物色。買った商品をその場で服につけたり、帽子につけたりしてよっしーに自慢しておりました(笑)

 『そめもの・ちくちく屋さん』は、染め物中心のお店で、ストールやランチョンマット、ヘアゴムなど自然の風味が感じられる優しい商品を用意。見に来たお客さんに「似合いますよ~」と言わんばかりに首にストールを巻き付けてくる販売意欲満点の店員さんがいたり、我が子に「自分のお店に来るよりも頼んでた染め物のストールを買ってきて!!売り切れちゃうかも!」と我が子からの注意を受けて来店した人もいたとか(笑)


③ 『げーむコロコロ』(足湯とお土産のおまけつき)は、ゲームと足湯がコラボしたお店。子ども達が作った2種類の木の実コロコロゲームがあって、穴が開いているところに落ちたらそこに書かれている足湯に入れる“チケット”が渡されます。そのチケットを持って受付に行くと受付嬢が捥ぎり、足湯へご案内。足湯は3種類あって「みかん湯(みかんの皮を干したものが入ってる)」「良い匂いの葉っぱ湯(ローズマリーなどを乾かしたものが入ってる)」「泡湯(“セイタカワダチソウ”を煮出した湯をバシャバシャすると泡立ちます!)」。足湯につかるとその匂いがする小さな『匂い袋』ももらえて、これにお客さんもほっこり。店員さん達との会話を楽しみながら開放的なお庭で露天足湯を満喫してました。



 お次は年長さん。

 年長さんのお店のコンセプトは『龍』。独創的でマニアックな“龍”のお店を展開。和のテイストでお客さん達を迎えます。

①『龍のおなかのせかい』は、龍の胎内をくぐり抜け、新しい自分に生まれ変わる、そんな有難い体験ができるお店。懐中電灯を持って龍の口から入り、途中で心臓があって心臓の音が聞こえたり、骨が行く手を遮ったり、後ろから“血”が押し寄せてきたりと、アドベンチャー要素が盛り込まれたお店。体験する前に店員さんのなが~い説明を聞いてお客さん。やきもきしてないかと思ったら、その長い説明も面白いとのことでした。


②『龍マッサージ』は店員3人で1人をマッサージする大変手厚い施術。「つぎのかた、どーぞ」と呼ばれ、ベットにうつ伏せになると耳元で囁くように「いたいとこは、ないですか?」や「つぎ、うでをやりますね」と声を聞くだけでもリラックス効果抜群だそうで、施術を待っている人は笑いながら自分の番をワクワクして待っていました♪


③『龍の博物館』は、年中さんの部屋を貸しきって、いろんな龍を展示。立体的な龍から隅で描かれた龍、自然物でできた龍などなど多数展示。学芸員たちが常駐し展示物の説明をしているのが面白い。お客さん達も一点一点じっくり見ながら学芸員との会話を楽しんでおりました♪


④ 劇場『龍村の龍のおはなし』。お庭で公演した劇場。雨が降らない“龍村”の村人がなんとか雨を降らせてほしいと何度も神社を参り、その願いが届き、龍が降臨し雨を降らせ村人を救うというオリジナルストーリー。短いお話なので3回公演したんだけど、最終公演では、雨が降ると拍手が沸き、最後にエンドロールが流れ終わるとスタンディングオベーション(笑)さらには演者が「握手したい人はしてもいいですよ」と言いお客さんの中に入ると、これがまたまぁいいお客さんばかりで、握手を求める人多数(笑)そしてまんざらでもない様子で握手をして回る演者(笑)こんな機会ないもんね(笑)これを機に芸能界を目指すといいかねないほどの役者ぶりでした(笑)


⑤ そして最後は『龍神神社』。

地域の神社でしっかりと神社研修を行ってきた年長さん達による神社。賽銭箱にお金をいれ、拝殿に通されると、太鼓の音と共に神主が登場。「頭を下げてください」など研修の成果を存分に活かし、「いや~本当に本当の神社やったわ」と体験者の声(笑)。お守りやおみくじも販売しており、何とかお守りは買えたけど、おみくじは売り切れてた」とこちらも盛況。



 ご来店くださったお客様、本当にありがとうございました。なにより、子ども達に向き合い、子ども達のテンポに付き合い、子ども達との会話をたのしみ、子ども達がそのやりとりをするという体験は、何よりも貴重なものであり、その体験に一役買ってくださったお客さん達に心から感謝です。

 次は14日(木)です。年長さんの2部のお店と年少さんのお店が開店しますので、こちらも皆様のご来場をお待ち申しております。


記:よっしー

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