先週金曜日に職員会議、園内研修の全員出勤を終え、今日は冬季の預かり保育と仕事納めです。
少人数ながら元気な声がホールや庭にこだまする中、職員室では事務作業に没頭。時折、勤務以外の先生たちも貯まったお仕事やら、冬休み中の「宿題」をする材料集めに職員室に出入りする風景も・・・(長期休業中、先生たちには「宿題」もあります。お家の方々や社会には目に見えない、日常の保育を支える先生たちの努力の裏側です)。
貯まっている書類を片っ端から片づけつつ、身の回りの整理整頓・・・。年の瀬恒例ながら、もうちょい普段からなんとかならんもんか?とぼやきつつ、それでもちょっとでも身の回りがきれいになると仕事納めの気分になるものです。来年こそは日常的に整理整頓を心掛けよう・・・と、去年も誓ったような想いを今年も噛みしめつつ、今年一年の仕事納めをほどよく丸く収めました(笑)。
今年はコロナ禍の中、これまで通りにはいかないことが多々あり、入園式も全員参加ではできず、同窓会や祖父母の会も中止にするなど、不自由で窮屈、残念なことも多々ありました。一方で当たり前に思っていたことを子どもたちにとって本当に必要なことなのか?改めて職員間で議論を重ねながら、新しいことにも挑戦してきた一年でした。
例えば、夕涼み会での年長、年中児の子どもだけの参加(お金を持って夕方の園の夏祭りを体験)、運動会を園庭から犀川河川敷に場所を替えて初実施、木の花祭りを学年・グループ等の日程分散開催やこれまた一部のお店を地域(野外)での初開催、そして発表会の異学年友情出演の見直し等々・・・。コロナ禍の中でも(だからこそ)、必要な行事の体験、取り組みの在りようは様々なバリエーションで出来るし、やってみて実感したのは新たな保育の「引き出し」を拡げられたこと、これは大きな糧とも思います。
それを支えてくれたのは、家庭や地域の方々のご理解、ご協力あればこそです。本当に有難うございました。
新型コロナの終息がいつ迎えるのか?ワクチン開発も世界的に進んでいる一方で、変異するウィルスの報道もあり、不透明な様相がまだ来年も続きそうです。とはいえウィズコロナの時代は、言葉を変えれば、多様性を尊重し様々な人、モノ、自然と共に生きる時代に差し掛かっている、という地球からのメッセージとして受け止めながら、子どもらしい遊びの文化、木の花暮らしの創造を来年引き続き模索し試行錯誤で続けて参りたい、と思います。
それでは、皆さんも良いお年! 子年の一年、有難うございました。
あゆどん(記)
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