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来い登れ! 負けるなダンゴムシ ここにあり・・・

 

今年は4月に入ってから寒い日が続いたこともあり、園庭のソメイヨシノ、そして山桜、続いて枝垂れ桜と、4月の始めから後半にかけて順次色とりどりの競演が見られました。ひときわ子どもたちが歓声を上げていたのが桜吹雪。風に合わせて庭一面に舞い踊るかのような光景は言葉には表現し尽くせない桃源郷の世界に子どもたちは息を飲み、時に手を差し伸べ、自ら舞い始める子も…(笑)。桜以外にもアケビの花やチューリップ、タンポポにハルジオンなど植え込みやぐみ棟花壇、植木鉢など園庭は花盛りの中、新年度が始まり早ひと月・・・。


 花が開けば蝶々も舞い、子どもたちは虫網持って庭を縦横に行き来する子もいれば、かたや穴を掘ったり鉢植えをどかしてダンゴムシやミミズなどを発見し、虫かごやカップに集めたり、割りばし迷路の箱でうごめく様を凝視したり…。栗の木にアブラムシが出ればそれを捕食しようとテントウムシも寄って行き、子どもたちの虫探しのレパートリーも拡がり、虫が出れば野鳥も飛来。ツバメが舞い回る中、網持ちの子

どもたちはいつの間にか「ツバメ取り!」と息まいている子も…(笑)。中には足をくじいた?野鳥も園の敷地で発見、箱に入れて庭でそっと見守っていると、なんとか羽ばたき子どもたちの歓声に押されて飛んでいきました(よかった!)。<写真は昨年度園内に迷い込んだ野鳥さん>


 木の花の庭には自然生態系に満ち溢れていますが、特に春はそれが目に入りやすい環境です。泣いている新入園の子も庭に出てくると自然と涙が乾いてじ~と見つめて、気付けば表情が穏やかに変わっていくのが分かります。個々にペースの掴み方は異なりますが(特にぐみ、どんぐりちゃんは人を求めてスキンシップで安心する子も)、自然に包み抱かれるような空間、そこで繰り広げられる子どもたちの遊びの姿に、少しずつ目が開かれ、落ち着きを取り戻し、気付くと庭の中へ、と自分自身で何かを見出し、動き始めているところが素敵です。

 

 とにかくぐみ棟では大泣き三昧だったぐみちゃんは庭に出ることで虜になるものを見出す子が多いようです。泥んこ、ミニ車、大池etc。行動半径も拡がっていて庭の植え込みから砦に登る子もいれば、ホールへも進出している子も…。それぞれが神出鬼没な半面、ご飯時はしっかり皆で食べている

様は、なんとも楽し気な賑やかな食卓です。そしてお昼寝の時間がまた一苦労な時間帯。何人かはスタッフにおんぶ(抱っこ)で庭にて寝かしつけのタイミングを見計らっています。


 どんぐりちゃんは初めて本園保育室を拠点に午前中を過ごしますが、新入園の子の大泣き

につられてぐみちゃん上がりの子も当初は動揺。ご飯を食べて昼寝に荷物を持ってぐみ棟へ移動(一方ころちゃんは昼寝なしで本園で過ごす)…というのも2歳児の4月としてはハードルの高い生活リズムです。大人の不安を尻目に徐々にどんぐりちゃんもそんな生活スタイルに慣れてきたのか、最近では子どもたちだけで「いってきま~す」とぐみ棟に向かう姿は自信満々。一方ころちゃんもお帰りのお集まりにはしな~とうめももちゃんの部屋に混ざり、ぐりちゃんでもお昼寝をせずに遊び続けてお帰りにはうめももさんに混ざっている子もいます。そして園外保育もどんぐりちゃんだけで何度も行くほど自信をつけています。

 本園での以上児さんに混ざっての避難訓練や誕生会にもしっかり混ざって違和感がなく、これからの生活への期待感を感じさせます。


 うめももちゃんは一部屋を拠点にスタートするのも初めてのこと。元ぷち、元ぐみ、新入園の子とバラエティー溢れる個性派ぞろいのうめももちゃんは庭でもホールでもアクティブ。面白さへの嗅覚を人一倍働かせてあちこちで遊び込んでいます(新

入園の子も慣れるのが早い!)。なので午後のお帰り時間には一部屋に収まりきらない子が続出…(笑)。部屋でも集まるけれど、庭やホールなど分かれてのお集まりなど色々なバリエーションに応じて展開中です。


 

さくらあんずさんは2階のお部屋がうれしいようで渡り廊下からホールを覗き、ベランダから庭を覗き、時には屋上へ続く階段を行き来しつつ面白そうなところへ直

行。木の花春の風物詩の夏ミカン取りも、木の花の庭遊具でもある黒と黄色の通行止めの棒を駆使し競い合って取り合い「なつみかんやさんだよ~」と呼びまわっているさくらあんずさんです。


 そしてまつくりさんは自由遊びの中ではぐみちゃんたちのお世話をしたり、遊んであげたり気を遣う一方、カメ子のお世話や畑作業などお仕事にも勤しみつつ、アスレバルの練習(というほどもありませんが、今年はちゅうりんがアスレバルの実行委員でもあるので)にも早くも始動。そんな様

子を下の学年の子らも楽し気に見ています。(4月の誕生会では早くもパラバルーンも登場。)上の学年の子どもたちの様子を「見る」「聞く」「感じる」ことでぐみ、どんぐりの子らの行動半径も広がり、興味関心の幅を拡げている様子が伺えます。


 入園モードの喧騒とした日々は去り、自由遊びでそれぞれがペースを掴み、クラス(学年)でのお集まり、活動へ…というリズムを少しづつ創り出している子どもたち。お花見のお散歩等も目白押しでしたが、さらに新緑が深まる季節に合わせて、陽光を浴びながらお散歩や遠足など地域へと行動半径を拡げていく5月を迎えます。


                                  あゆどん(記)

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