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登園自粛の中で・・・

 新しい春の息吹を感じる園庭ですが、コロナ禍は国内全てへの緊急事態宣言の拡大、石川県も警戒エリアに指定されました。緊急事態が連休明けに解除となるのか? 学校再開、園生活も通常通り再開となるのか? まだ見通せませんが、息をひそめるような状況が連休まで続きます。

 そこでこの間、園の先生たちは、保育班(どうしても必要なお家の園児たち)、事務班、作業班に分かれて(毎日ローテショーンで仕事内容を交替しつつ)お仕事を続けています。(また職員出勤チェック項目を緊急事態宣言以降さらに出勤条件のグレードを上げたので、在宅ワークをしている職員もいます。)

三密を避けて分散型ワークで万が一に備えつつ、園再開後に向けて充電中です。

 庭の修繕(ペンキ塗りやツリーハウス)、側溝掃除、畑の整備、あるいは遊具庫やロフトの片付け、職員室内の整理、ユニバーサル化など、普段保育をしている環境ではなかなかできにくい作業も一気呵成に励み、わかりやすい、使いやすい環境整備に努めています。

 事務関係も子ども園移行に伴う様々な業務変更事項(保育関係書類含め)をこの機会に全体として整理し直し、職員間の共有を図っています。必要と感じながら日常保育の中ではできなかった園内研修(園外保育の報告、世代別研修の共有、配慮が必要な子どもたちの引き継ぎ書の改訂や共有など諸々)もこの期間を有効活用。

 全体ですべき事務や作業が終了後、個人ワークは本人の時間配分なので、各自有給を取得してもらい再開後に向けて先生方もエネルギーを充電してもらう予定です。

 お家の方々も家庭での保育、在宅ワークなどそれぞれ大変な状況にあるかと思いますが、もしも気持ちに余裕があれば、オクレンジャーでもご依頼したような2点をお願いできれば、と思います。


① こいのぼりをつくってみませんか? 

 お家で子どもたちがしている遊びは各家庭それぞれかと思います。既存のおもちゃ、玩具、絵本、お絵かき、あるいは音楽やテレビ、ビデオ、ゲーム等・・・。同じことの繰り返しでそろそろ飽きてきているのではないでしょうか? 

 そこでお家の中を見回して、色々な廃材を引っ張り出して、こいのぼりを作ってお家に飾ったらどうでしょう?というおせっかいなお誘いです。こいのぼり、もちろん飾っているお家もあるかと思います。鯉の滝登り!ではありませんが、子どもの健やかな成長を願う大人の想いのこもった飾りが端午の節句のこいのぼり。園では毎年、子どもたちが個人あるいは協同で作製して園に飾って、端午の節句のお祝いをみんなでしてきました。今年は残念ながらそれは難しいので、逆パターンで、お家で作った鯉のぼりを持ち寄りで園に飾って、みんなでお祝いできれば、と願っています。

 強制ではないので別に作れなくても、持ってこなくても大丈夫です。園でもホール中空に浮かぶ吸音材を利用して鯉のぼりにならない・・・?と保育班の先生たちにそそのかし中です(笑)。

 これは、お家での時間の使い方、遊びのきっかけになればいいかな?という想いがあります。お家でも子どもたちのそれぞれの想像力、工夫が遊びとして発揮できる、そんな時間の使い方が楽しい、没頭できる・・・。部屋がくちゃくちゃになるかもしれず、こんなんどこが鯉のぼりなの?というシロモノかもしれません。申し訳ない想いもあるのですが、既成のモノではないモノで、何かを創り出す面白さを、子どもとお家の方が一緒に体感できれば、それはそれでとても有意義な時間ではないかと思っています。

② 身近な春を見つけてみませんか?

 不要不急な外出を控えて・・・という想いは尊重しますが、一方でひと月近く家に閉じこもることが心身にとってどうなのか?という心配もあります。といって遠い観光地や自然公園などにいく必要もなく、お家の周りで身近な自然を見直してみる機会になれば、と思ってのお誘いです。木の花っ子たちの通園範囲は結構広いので、ひょっとすると意外な自然の掘り出し物があるんじゃないか?という気もしています。(ちなみにあゆどんの家の窓辺から裏の緑地の木々が見えます。なんとその木の一本の上にカラスさんが巣を作り、今子育て中です。カラスのパン屋さん彷彿させる光景ですが、ゴミ置き場を荒らしにくるカラスさんも、なんとなく子育て中の春なんだなあ・・・と思うと、ちょっと見方が変わって面白く、手元に双眼鏡を置いて時折観察しています。)

 皆さんのお家でもどうでしょうか?外に出なくても耳を澄ませ、目を凝らすと色々な春が聞こえて、見えてきませんか? そんな会話がお家の中で子どもと出来てそれを情報として頂ければ(メール等ですでに何件か情報を寄せてくれたお家も。有難うございます)、そんな「身近な春」情報を集約してHP等に載せて皆さんのお家でまた共有できるとうれしい(HP「てくてく みちくさ ものがたり」のページに「木の花っ子たちの通園範囲」なるページを新たに作って、その地図上にクリックすると、ぽわーんとそのエリアの「身近な春」が表示されるような感じをイメージしています。そのテクニカルな作業をICTサポーターさんたちにお願いしたいのですが・・・)。

 離れていても、繋がっている、そんなツールの一つになれば、と願っています。

 以上は強制ではありません。家庭での日常の中の、ひとつのきっかけになれば?という想いだけです。さらに最低でもあと2週間は続く緊急事態の状況。皆さんのご家庭でこの期間をひたすらただ耐える・・・だけではない、プラスに転じる何かを見出してもらえるよう願っています。          

                                 あゆどん(記)





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