今月の子どもたちの「つぶやき」(非言語含む)を職員たちから頂きました。
(あゆどん 編)
「だんまし」問答・・・
お庭でのひとコマ。どんぐりちゃんのAちゃんが、「あっ!だんましいた!」と、ダンゴムシを大発見。すると傍らにいたうめももちゃんのBくんが、「え?どこに?いない、いない、いるわけないよ。」ときっぱり。Aちゃんは怪訝な表情を浮かべたものの、粘り強くチャレンジ!「ほら、だんまし、いるよ!」と再び叫ぶと、、、「あのね、たましい(魂)っていうのは、こんなとこにいるもんじゃないんだよ。あのさーたましいって、おじさんみたいな感じのものなんだよ。」とBくん、大真面目に説明を・・・(笑)。聞いてるAちゃんは???キョトン。
こっそり聞いていた私は、どこまでも食い違う2人に可愛いやら、可笑しいやら、大笑いでした☆
拍手・・・
お庭で、手押し車の修理をしていると‥‥、
インパクトドライバーのドュルル----!という音にもびくともず、そばでその様子をじーっと見るぐみのCちゃん。
なかなか上手くいかず、何度もやり直しをしていて時間がかかったのですが、その間もずっと👀じーっと見守っていてくれて、修理が終わり「できた!」と声を上げると、ぱちぱち👏と拍手をしてくれました。
「頑張って良かった!」と、思った一瞬でした🥰。
田植えするなら・・・
お庭で田植えをしたいと思って、「田植えのお手伝いしてくれるひとーー。」と、呼びかけると、一番に「はーい。」と手を上げてくれたのは、どんぐりのD君。ささっと長靴に履き替え、大きいシャベルを肩にかつぐ姿は、何とも頼もしく、「でもなー、土を掘ったりとかは出来ないだろうな」と思っていたら、田んぼを掘り返す姿も、またまた様になっていて、誰よりも役にたったのです‼︎
なんだ、なんだ、どういうこと・・・?
うめもものEくんが池で遊んでいる時、ペットボトルで作ったシャワーを「ジャー」とやっていた時の事、
その下に居たぐみのFくんにシャワーがかかってて、でも、Fくんはどこから水がふってきたか分からすキョトン!
声にはならないけど顔で表現。(その顔の横に「なんだ、なんだ〜、どういうこと?」って吹き出し書きたかったです。笑)
Fくんも、水がかかるくらいでは泣かない! ぐみちゃんも1人前の木の花っ子になったなあ~。
ぐみちゃんの表情のつぶやきでした。
妖精
お庭でGちゃんとHちゃんが、頭の上の蚊柱を「わぁ〜♡」と触ったり、嬉しそうに見ていて、なんでそんなに嬉しそうなんだろうと思い「どうしたん?」と聞いてみると、「お庭にね〜妖精がいるの!」と。
たしかに言われてから見てみると、陽の光が当たって、細かい虫たちがキラキラして見えて(私は蚊柱が苦手なんですけど)、初めて綺麗だな〜と思いました。(笑)
その後も優しく触ろうと何度も試みていました。2人の感性がうらやましい✨笑
<注 木の花あるある その3>
公園?
Iくんが笑顔で「公園行ってくるねー」と言うのでついて行ってみたら、まつくりのベランダでした(笑)。
<注 木の花あるある その4>
トンネル
今日のお誕生日会でした『通せんぼゲーム』で、うめももちゃんが手を繋いで横一列に並び、どんぐりちゃんがうめももちゃんの空いてる空間を見つけて通る時にどんぐりちゃんに分かりやすいように「うめももちゃんのトンネル見つけて通ってきてね」と伝えました。するとどんぐりちゃんは…床に手をついて自分たちがトンネルになっていました笑 トンネルになっている姿が可愛かったです!
さあ、にげて・・・
誕生日会のゲームで、とうせんぼゲームをした時のこと。
まつくりさんvs大人対決で、ほとんどのまつくりさんは自分がすり抜けることで精一杯の中、Kちゃんは、自分が抜け出した後、すぐに友達を助けようと、通せんぼの大人の手を持ち上げ穴を広げるようにし1人を救出し、またすぐに次の友達の所へ。
その姿につられて他のまつくりさんも加勢に走っていました。
くれん?
お片付けの時間に絵本コーナーに絵本が何冊か出ていたので、その場にいたうめももちゃんのJくんに「絵本お片付けしてくれんけ?」とお願いしました。すると、Jくんは「くれん!」と拒否でした笑 「イヤ」と断るのではなく「くれん!」と断る言い方が面白かったです。
この後に「絵本片付けるのお願い」と伝えるとお片付けしてくれました!
お片付けは先生で・・・
お片付けの時間、部屋で遊んでいたKくんとLちゃんに「お片付けだよー」と声をかけると、「Lちゃんと遊ぶから先生、お片付けしてきていいよ」と言われました^^。そしてLちゃんも「いいよー」と返事してました(笑)。
木の花あるある その3 虫いろいろ・・・木の花の庭は生態系が詰まってます!
蚊柱はハエ目に属するユスリカの1種かと。ハエなので蚊と違って吸血はしません。河川や湖などが生息地で夕暮れの犀川河川敷などで通勤途上によく出会います。光に反応し、柱のように密集するのは雄でその中に雌が入る繁殖行動です。ひょっとするとブランコ脇にミニ田んぼが出来て、生息地になったのかもしれません。バケツや容器などは水を出して、一輪車は立てて(水が貯まらぬよう)片づけますが、田んぼや庭の「大池」など水が貯まったエリアも木の花の自然環境の一つです。蚊の発生源にもなりやすく頭の痛いところですが、以前蛍が住み着いたこともあったり(長町の用水から飛来か?)、アメンボがきたり、虫の類も集いやすい場でもあります。そんな虫を狙って「ヤモリ」も住まうし(時々子どもらに見つけられます)、野鳥も来ます。
ちなみに園便り(前文)に記した「ハチ」はクマンバチでこれまた木の花の樹木類の枝等にも巣を作ることがあります。クマンバチの性情は大人しいので通常刺される危険は少ないのですが、まれに遊んでいるときにこの巣穴に指を入れて刺された・・というケースも以前あったので、見つけたら可哀そうですが、巣穴ごと切り落とします。時折スズメバチが飛来することもあります。巣作りのためらしいのですが、園内で巣を発見したことはありません。見かけたら子どもたちには十分注意するように促します。(一時、コナラに多く飛来することが目立ち「罠」をかけて捕捉したことがありましたが、職員間で誰がこれを処置するか?でもめました…笑) 自然の豊かさの中には時として人にとって危険なこともあることを肌で感じながら、そうしたものをひっくるめて自然の恵みの恩恵がさらにより豊かな環境を生んで、時に子どもにとって「妖精」との出会いにもなる、そんな園庭です。
木の花あるある その4 卒園生の寄贈・・・歴代の卒園生たちに感謝!
120周年ボランティア募集のお便りでも触れましたが、年長保育室ベランダの遊具(階段式ベンチ、お花と葉っぱのベンチ)は卒園生である方の会社から寄贈を受けました。当時の在園児の描いたイラストを組み入れてくれた記念の品です。公園等にも設置している遊具を製造販売しているメーカーさんなので、「公園」に想えるのかもしれませんね。
ちなみにツリーハウスは先々代の理事長先生(木の花卒園生)がご逝去された際にご厚志を賜り建築したものです。そのツリーハウスのコナラや夏ミカン、アケビ棚(既に撤去)などはその先代の理事長先生がご逝去後に寄贈賜った、と聞いております(記憶違いかも・・・)。
ぐみ棟の庭側階段の下付近のぐみの木、ブランコ裏のミカンの木はそれぞれ別の代の卒園生たちの寄贈です。これまたちなみに、ですが、5月の端午の節句に合わせて屋上で泳いでいた鯉のぼりは何年か前に、従来の鯉のぼりがだいぶ痛んできたのを見かねて、おやじの会から寄贈頂きました。武家屋敷由来の園舎、園庭を卒園生たちからの恩恵も頂きながら今に引き継いでいます。
あゆどん(記)
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