春うららかな爽やかな風を通る中、職員一同、顔をそろえて2021年度がスタートしました。
この日から初登園のぐみちゃんのお友だちもいて、上の学年の木の花っ子たちと一緒に新生活が一足早くスタートし、お家の方と別れて早々園内に響き渡る泣き声に、新しい春を感じさせます。ゆっくり、ゆっくり馴染んでいこうね・・・と思う一方で、すでに威風堂々、木の花っ子に混ざっている強者も・・・(笑)。それぞれの子どもたちの新しい一歩、はじめの一歩・・・。
さて春休みの宿題を職員たちから回収しつつ(学校の夏休みの宿題と違って、春休みの「宿題」が一番いっぱいあるのが木の花です…悲)、新しい体制や年間予定、様々な案件に議論を重ね、共有を図る職員会議を午前中いっぱいかけて行いました。ところが、なんとこの日は調理室の大掃除でもあったので、お弁当であることをうっかり忘れていた子どもたち、そして職員もいました(あゆどんも!)。急遽、忘れてしまったお友だち&職員が代表でお散歩方々、ご近所のお店にお昼の買い出しに・・・。その昔、木の花はお昼にご近所のパン屋さんや蕎麦屋さんで出前などを園児たちもしていた、という歴史もあるので、それに比べればかわいいものかな(笑)。ありがとうね~。
その買い出しおにぎりなどお昼ご飯を頬張りつつ、昨年度の自由遊び全体のテーマ別の環境構成の振り返り。職員がペアで組んだ二人組(本園スタッフ+ぐみスタッフまたは主任)で、身体運動、製作や造形などの創作遊び、音楽(音)、言語活動(伝承遊びほか)、自然活動、地域活動の6つのテーマで、様々な手立てや作戦、仕掛けの振り返りで、様々な子どもたちの遊びの面白さ、エピソードを共有して、笑いも満載、木の花っ子たちの賢さにも感涙、感嘆。今年度に活かすヒントもまた見えてきました。
午後からは家庭訪問と新年度準備に分かれて準備に奔走する職員たち。コロナ禍もあり、昨年度同様、家庭訪問も全くの新入園のお家以外は希望制としてありますが、新たな担任との出会いにお家の人たちにとっても新しい春のスタートになったのではないでしょうか。
職員室も席替えでリセットして昨年度の締めの事務仕事&新年度からの事務作業に忙殺。子ども園に切り替わってから増え続ける事務量にどう対応するのか?ICTが苦手なアナログ派の木の花職員には大きな課題の一つです。先ずは断捨離からかな・・・と引き出しの中の整理整頓にも励み、アナログ派の出来る、ささやかな新たな一歩のスタートです(笑)。
コロナ禍がまだ続くであろうことも念頭に、肩ひじ張らず、やることはしっかりやりつつ、今年度もしっかり遊び心を織り交ぜて、木の花暮らしの2022年度も開幕します。お庭のさくらの花たちの愛らしい姿を愛でながら、一日も早いコロナ禍の収束と世界平和を願いつつ、また木の花幼稚園は「はじめの一歩」を踏み出します。
本年度もよろしくお願いいたします。
あゆどん(記)
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