今週月曜日に職員会議、園内研修の全員出勤を終え、その後は職員ローテーションで冬季の預かり保育。元気な声がホールや庭に響き渡るのを尻目に、職員室で溜まった事務作業に没頭した数日も気づけば本日、最終日の仕事納め・・・(汗)。
締め切りのある行政関係の仕事から、通常の園の月末締めの業務ほか、今冬は改修工事も始まり、その打ち合わせや相談等、時間がどれだけあっても足りない感じ・・・汗。身の回りの棚、ホワイトボードに溜まった資料類の整理整頓には手が届かず、庭の物置と遊具庫ロフトの収納スペースの整理が関の山のまま年を越しそうです・・・(残念!)。
それにしても普段からもうちょっと整理整頓できていれば・・・・と今年もデジャブのような感覚にとらわれつつ、それでも身の回りがきれいになると仕事納め、という気分になるもの。もうひと踏ん張りして、自分の机周り程度は整理整頓をして仕事納めにしようと思います。
すでに玄関には、はっしーが園庭ワクワクプロジェクトの際に作ったしめ縄(幼稚園のミニ田んぼの稲を利用した)の笹飾りを、幼稚園の庭や地域の木の実類をふんだんに乗せて、正月用に飾ってくれました。なかなかの力作です。
また玄関内側の壁面には、さわさわがクリスマス飾りの模様から、来年の干支の「辰」(竜)に衣替え・・・。クリスマスツリーと同じキレを使って見事な変身ぶりに舌を巻きます。これは来年、昇り竜になりそうな予感がしますねえ・…(笑)。
今年はコロナ五類引き下げを踏まえ、園行事等での保護者制限などを少しづつ緩和してきました。その甲斐もあってか、同窓会、夕涼み会、木の花祭り(大人のお店版)などは以前の賑わいに近い姿に戻ってきました。一方運動会は野外での開催を継続し、木の花祭りの子どものお店は平日分散開催など、コロナ禍で切り替えた形態を踏襲する行事も残しています。コロナ禍で得た子どもにとって行事とは何か?を問い直して、そのコアの要素を踏襲し、同時に木の花祭りでの異学年で同一日にお店を開くなど異学年の子の姿を見れる仕掛けも工夫しながら・・・。我が子だけなく色々な学年の子どもたちの姿を目に出来るように、行事以外にも各種サークル、園庭ワクワク、異学年混合の父レク等々、保護者に広く開放していく一方で、やはり「我が子」に直接関わることのない場までは足が向きにくいのは、昨今の社会情勢、家庭状況では、無理からぬところかもしれません。
改めて思うのは家庭との連携の在り方もこれまで通りではなく(歳をとると「昔は・・・」とつい口癖で言ってしまいそうですが…笑)、今の若い子育て世代と共にやりやすい連携、参画を模索していくことと感じます。子どもの育ちにとってどうか?という視点は揺るがず、その根幹は共有しながら、それぞれの子どもにも親にも安心できる生活の場と、同時に挑戦し甲斐のある場としての木の花暮らしを、増えてきた若手スタッフの感性、中堅どころ面子の行動力、古株メンバーの経験値を織り交ぜながら、今の家庭の方々と共にやわやわと練り直していければ・・・と年の瀬に想うところです(ぼう~と考えて手が止まってしまうのですねエ…笑)。
戦争と分断、地球沸騰化による気候変動、生物多様性の危機に、様々な世相を殺伐とする事件やニュースばかりの年末ですが、今を生きる子どもたちと共に、そのまた未来を生きる子どもたちのために、身の回りのモノから創造する(正月の玄関飾りがまさにそんな感じでほっこりしてます)子どもらしい遊びの文化を、多様な人たちが共に過ごし共に生きる木の花暮らしを、家庭や地域の方々と共に、また来年も引き続き、試行錯誤で続けて参りたい、と思います。
なお、年明けは4日から冬季預かり保育が再開。6日が全員出勤の会議で新学期準備と園内研修、翌週の始業式(9日)に備えます。
それでは、皆さん、良いお年をお迎えください。兎年の一年、有難うございました。
あゆどん(記)
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