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野外での冒険、お買い物のお店での「お金」のやりとり、満員バスで他のお客さんと共に乗る体験、図書館や学校などの公共の施設利用での緊張する時間…。

地域での多様な体験を通じて、自然や環境への知的好奇心を育み、社会を担う一員としてマナーやルール、社会的規範を学び、地域の人とのコミュニケーションや繋がりを体感し、「故郷」という意識を培う場が地域です。

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年中、年長の木の花っ子(きょうだいの年少、元プチも)は、日常的に家庭の居住地の近い子ども同士でグループになりスタッフが引率して、保護者の集合する場所まで歩いて帰ります。私たちは「お列」と呼んでいます。年中、年長の木の花っ子(きょうだいの年少、元プチも)は、日常的に家庭の居住地の近い子ども同士でグループになりスタッフが引率して、保護者の集合する場所まで歩いて帰ります。

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木の花幼稚園は、開園当初の明治、大正のころから犀川へのお散歩、高等女学校等への施設巡り、兼六園での運動会、近所のお店から給食のパン、うどんの購入等、日常の保育の中に生活の場としての地域が子どもたちの傍らにありました。それは今も変わっていません。子どもの生活圏を未満児、年少から年長へと学年が上がるにつれて、園から徐々に足を延ばし(子ども交流センターや西部緑地公園あたりまで)、地域の中にある自然環境や社会的施設など、日常生活の中で歩くことを通じて身体の中に染み込まれる様々な出会いの体験を重ね、「地域」が少しずつ「自分のまち」になります・・・。

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園バスを持たない木の花幼稚園は、昔から公共機関のバスや電車を使って遠足に行きます。公共の乗り物を通じて旅のプロセスを楽しみながら、公共マナーとルール、人との出会いなど様々な体験を得る機会です。そして石川は、森あり、丘陵あり、山あり、海あり・・・多様な自然環境が揃っています。時には県境を越えて富山、立山あたりまで足を延ばすことも。そんな舞台を存分に遊び込んでこそ、「故郷」への想いと愛着を育み、自然の摂理や生命の営み、生き物の多様性や繋がり、世界の広大さを実感し、持続可能性社会を担う感性を養うきっかけになります・・・。

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2016年には園児が地域探検に出掛け、「地域」資源の発掘、地域との関わりをまとめた小冊子「てくてく みちくさ ものがたり」を刊行しました。木の花幼稚園の周辺環境を知っていただく目的で、冊子付録の「街中広域MAP」を再掲します。

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