毎年のことながら、木の花の運動会は外でやるもので、10月に入ると天気予報とにらめっこ。「げっ・・・来週全部雨マークやん!」とか言いながら、運動会の延期はどうする?なんて立ち話。園長が「天気はわしがなんとかするから、みなさんは取り組み方を頑張ってください」なんて冗談を飛ばすも、本当に天候が日を追うごとに“晴れ”に近づき、鼻高々の園長(笑)
しかし、コロナ期から犀川緑地の広い芝生で思い切り体を動かす運動会をしているので、天気は良くても芝生の状態も視野に入れなければいけず(寝っころがったり、這いつくばったり、転がったりしますから。笑)、今年は芝の状態を考慮して一日だけ延期となり、きょう開催となったのでありました。
子ども達の競技や演技などは子ども達の日々の遊びの姿、様子などから少しずつキャッチし、プログラム内容を考えたりもするのですが、『全園児』や『祖父母の競技』『大人vs
子ども』などといったプログラムは年長さんが主体となって考案し作り上げていっており、今年も大人では考えつかないような面白いプログラムが多様にありました♪
『大人VS子ども』のプログラムでは、『バナナ鬼』のパワーアップ版のものをみんなですることに。木の花の運動会史上、初ではなかろうかと思う、大人の人数制限なしの参加。出たい人は全員出るという、これぞ全員参加型の運動会といわんばかりの競技。そしてやってる姿もわちゃわちゃ感を楽しんでいる感じで何ともいい。
お父さん達の『嬉し走り』がなんとも印象的でした(笑)
そして白熱した『学年親対抗』の競技。今年は『いすとりゲーム』の大人版。座るもの、座り方も子ども達で考案。そしてミュージックは音楽を使うのではなく自分たちで歌ってベルが鳴ったら座るというライブ感あふれる椅子取りゲーム(笑)これがまたなんとも見ていて面白いし、やってる方は真剣だし、『子どもたちの遊びを大人が真剣に楽しみ、その姿を子ども達が見る』というのがなによりも良い。
まるで打ち合わせをしたかのように、年長、年中、年少の親御さんが1名ずつ残り、大盛り上がりだった学年親対抗のプログラムでありました。
みなさん、「昨日、運動会で椅子取りゲーム頑張ってんて~」と自慢しながら明日の仕事も頑張ってくださいね(笑)
木の花の運動会のコンセプトの一つとして『やってみないとわからない』というのがありまして、そのコンセプト通り、子どもだけでなく、大人も本気でやってみることで、その楽しさ、面白さ、気持ち良さがわかるというのが皆さん今年も体現できたのではないでしょうか?(笑)
エンディングのみんなでダンスをする際、子どもたちが空を見上げ、筋雲が波のように薄く連なっているのを見て「龍が泳いだ後みたい!」というのを聞いて、年長さんたちの今回のテーマでもあった“龍”が最後まで子どもの中で活きているようです・・・。
そして、
打ち合わせから、当日の準備、片付け等々、縁の下の力持ちとなって動いてくださった各学年の役員の方々、本当にありがとうございました。皆さんの力があるからこそ木の花の運動会がより楽しくスムーズに進行できました。本当にお疲れ様でした。
記:よっしー
下記のお便りは運動会直前に配布された各学年の取り組みの様子です。
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