ぐみぐみビデオトーク
今日はぐみぐみビデオトーク。13名のおうちの方が参加してくれました!
兄弟がいるかいないか、パパ・ママ、木の花卒園生などなどを踏まえた上で3つのごちゃまぜグループを作り、生活と遊びの場面のビデオを見ながらトーク。
まずは普段の食事の様子。さまざまなな日の食事の様子を集めて動画にし、それを見てもらいました。部屋で遊ぶ子、ご飯を食べている子、食べたいから準備する子、テラスで絵の具をする子などなど、ぐみぐみでは一斉にお昼ご飯が始まるのでは無くその子のペースで食べるタイミングを選択できる環境。
本当は昼寝前の動画も入れてたはずなんだけど、入ってないことに気づき、焦る担任2人。見てほしかったな~。「寝たい人二階行こ~」と誘うと、寝たい子、布団にゴロンってしたい子は二階に向かうし、もう少し遊んでいたい子は遊んでるし、こちらもまた自分で選択するスタイル。動画見たい方は担任に声掛けてみて下さい。なーんて勝手に言っていいものか分からないけど、、見て欲しい、、、。
そんな食事場面を見て、おうちの方からは
・子どもたちから頑張ってる感がなくやりたいからやってるのが伝わる
・幼稚園で本当に色んなことを学んで来ている
・家でどんな風に食べさせてる?うちはもう汚れても掃除すればいいから自由に食べさせてる、ご飯の量は?家で使う食器はプラスチック製?
などなど幅広く色んな話が聞こえてきました。
園での動画から話が広がり、おうちでの様子を「やっぱりそうだよね~」「えぇ!そうしてるんだ!」とざっくばらんにフリートーク。オムツの話にまで発展、、、した所で次の動画へ。
次の動画は遊びの場面をぎゅっと盛り込んだ一本。庭で手押し車を操作したり、水たまりでスコップで水汲んで投げてみたり、水の入ったたらいを囲んでそれぞれ手に持つものでバシャバシャしてみたり、そんな普段のぐみちゃん達の何気ない日常の動画。
ただ、もちろん適当に選んだ訳ではなく、手押し車の動画は、自分の身体以外の“モノ”を操作することに加えて、どうしたらここを通れるのか押したり待ったり向きを変えたり試してみようとする姿から何を感じているのかお家の方と考えてみたいなあと思ったり、一本橋をただ渡るのではなく手押し車を押しながら渡るからこその体の使い方やその感覚の楽しさ、サイズが大きな手押し車で、これじゃ渡れないと自分で判断して引き返す様子など、とにかくこんな小さいぐみちゃんでも(いや、だからこそ?)いろんなことを感じて考えて遊んでるんだなあというのを一緒に共有してみたかった。全部の動画になぜこれを選んだかって理由があるのだけれど、ここに書くとすっごくすっごく長くなりそうなので割愛。もし聞きたいマニアな方がいればぜひ担任までお待ちしております。(笑)
そしてそんな遊びの動画を見て行われたディスカッションでは、
・幼稚園でしか出来ないような遊び方ができる(泥はねも気にせず自由に遊べる)
・家では使えないようなモノがたくさんあるからこそできる経験がある
・幼稚園で楽しく遊んでいることを家で知らずに止めさせると怒る・戸惑うのは当然だと感じた。
・お着替えが本当に多い!でもその様子が見て伝わってきた。雨の日でもびちゃびちゃの着替えを持って来て、攻めてるな~と(笑)
・大人から見たモノの使い方・見方よりずいぶん子どものモノの見方は柔軟で面白い。
・家だとついつい止めちゃうよね~
・家でもこの窓バンバンやってる!
といったものがありました。
そして話していく中で、例えば隣にいる子が水をバシャバシャして自分にかかっても怒るとかではなく、かかった側の子も水をバシャバシャさせて遊びになるきっかけを作ったんじゃないかなあという見方があったり、発達の違う子がいるからこそ(まだハイハイの子と歩行が確立した子)今まで走って上り下りしていたスロープでお尻で滑るという新しい遊びが生まれたのでは、、、ということも話せました。
三本目の動画は一見すると“取り合い”のシーン。
0歳児のAちゃんと1歳児のBくんは虫捕り編みを引っ張り合っているところ。「この姿、4月から変わってないな~」とBくんのお母さん。「でも、うちの子なら手が出そうなのに手は出さないところがえらいよね~」なんて声も。そこでもう一度動画を再生。あれ?力の強いBくんにとって、その虫網を力任せに引っ張れば座ってるAちゃんからすぐに取れるはずなのに、絶対に取れるはずなのに、そうしない、むしろ力加減しながら引っ張ってるかも?
そうするとこの動画の見方はまた変わってきます。
「おれ、どうしよっかな~あきらめようかな~」って迷っとる?こんなんして使うんやぞ!って使い方を教えようとしてるのかも?
Aちゃんは心の底からめちゃくちゃ虫網欲しそうだよね。
「あの、、、これってこの後どうなったんですか?」
、、、よくぞ聞いてくれました!あるんです、続き。
みんなで見てみました。
網を取ったBくん、動きが一瞬止まり、表情が変わる。取った網をゆっくり左右に振りながらその場を離れず、、、しばらくすると“Aちゃん泣いてるよ”と保育者に指差しして教えてくれる。
あれ?本当に網が欲しかったわけじゃなかったのか?
取れちゃった、、、どうしようと戸惑ってない?
もう一回取ってくれんかなあ、、、って横にフリフリしとるようにも見える、、、
これは力加減を試していた?
ビデオ撮っとるの分かっててカメラ意識してたとか?
網が欲しかったわけじゃなくて、引っ張り合いを楽しんでたのかなあって、、、
などなど想像が広がっていきます。さあ、Bくんはなにを感じていたのか、、、それはBくんにしか分からないのだけれど、ああかな?こうかな?っていろんな大人がいろんな見方を持って想像するこの時間のきっかけをくれてありがとう、AちゃんBくん。
この動画をきっかけに、これBくんが急に手を話してAちゃんが吹き飛んで後ろのコンクリに頭打ったりしないのかな?と危険予知の大切さを指摘してくれたお家の方もいて、再度、見守り方、場所、タイミングなどなど、安全に関してもっと保育者がアンテナを張っていかないといけないことがまだまだあるなと気づかせてもらいました。
こんな、ちょっと言いづらいかもしれないような気づき、本当にありがたい。先生はけんかしてても止めないの?とか、泣いてる子のアフターフォローはしてるの?思いの代弁は?とか、あのドアって指挟まないんですか?とか、耳障りの良いこと以外に実は大切なものが詰まってたりするからこそ、ぐみちゃん、入園して初めてのビデオトーク、聞きたい事、話してみたい事、ちょこっといろんな切り口で話せたのは良かったなあと思います(本当は突っ込みたい事まだまだあったかもしれないけれど、、、)。
最後に散歩前の動画をサラッと。
自分の帽子が分かってたり、違う子の帽子を知ってたり。
“自分の(みんな同じじゃない)”帽子がいつでも取れる高さにあって、いつでも被れる環境があるからこそ人に被せようとしたり、自分の帽子を持ちつつあえて人の帽子を被ってみたりするんだなあと。
散歩ってなったら自分で靴持って来て、帽子被って、
やってること年長さんと変わらないねって声も。
その場にいた卒園生のお父さんお母さんは「幼稚園の記憶あんまりないな~」なんて話してくれたけれど、無意識の時期に、家より長い時間過ごす場所だからこそ、思うままに自分で選んだり決めたりしながら安心して育っていける環境を、お家の方と一緒に考えていけたらいいなと思います。ひとつの大きい家族みたいに、人数の少ないぐみちゃんだからこその繋がりを作っていけたらいいなあ、、、ぐみぐみほろ酔い会でもしようかなあ、、、
なーんて妄想が膨らむのでした。
ここまで長い文を最後まで読んでくれた根気のある方、
お付き合いありがとうございました。
それでは、風邪に気をつけて、月曜日また元気に会いましょう!
記)あまにょん

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