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2023年、兎年開幕。あけましておめでとうございます・・・

 昨年のクリスマス寒波に続く年末寒波かと思いきや、新たな兎年の始まりはウサギさんのように穏やかな気候でこの北国でも明けたように思います。「思います・・・」と書くのは、年末年始に北陸にいなかったためで、行動制限もない年末年始、久しぶりに南紀(和歌山)に足を伸ばして、しっかり初日の出を拝んで参りました。


 折角なので南紀・白浜のきらめく海やアドベンチャーワールドは旅の寄り道のように立ち寄りましたが、今回は熊野古道ではなく高野参詣道の世界文化遺産エリアが狙いです。登山っぽくない里山の小径(こみち)が高野山周辺に古来から切り拓かれており、空海や秀吉なども歩いたとか・・・。そして高野山の麓の九度山は真田昌幸、幸村の幽閉場所。鎌倉殿も面白かったですが、幸村を描いた真田丸もよかった・・・と三谷幸喜を絶賛しつつ、街中の歴史ロマンも堪能。徳川家の監視網をかいくぐって大阪城入場を果たした真田幸村への足跡を勝手に妄想しながら、高野山の参詣道を辿り、ハイカーやトレランの人たちと交流しつつ、世界遺産の山並みも堪能(植林ばかりなのが少し残念ですが)。そして何よりも面白かったのが、廃校となった学校跡地を利用したキャンプ場生活です。

 町起こし(村か?)の一環かと思うのですが、学校のグランドをキャンプ場に開放し、学校施設も併せて利用できる・・・というのが、なるほど~いいアイディアと感涙。車乗り入れ可能、焚火台で焚火OK(薪も販売)、学校内には卓球台や図書館もあり利用可能。トイレ、シャワーも完備され、夏のキャンプなら夜の学校探検の肝試しもできそうです(笑)。Wi-Fi環境を整備した一室もあり、高野山の山並みを見ながらのワーケーション?も出来るそうで、なかなか気持ちよさそうなロケーションはデスクワークが捗りそうです。

焼き物や鍋で腹を満たしつつ、焚火をガンガン燃やして、暖まっていると、なんとも避難所暮らしの気分(笑・・・失礼!)。傍目には避難所暮らしのように見えなくもありませんが、近隣の住民の方々も気さくで村の神社への初詣にも誘われお土産まで頂き、正月早々身も心も温かくなり、舞い戻って参りました。


 コロナ禍を横目に北陸を離れて日本再発見!という感じですが、さて皆さんはどのような新年を迎えられたでしょうか?


 ・・・という私事のつぶやきの前置きが長く誠に恐縮ですが、本日、職員全員出勤の仕事始めと相成りました。(園自体は冬休みの預かり保育が4日からスタート、職員はローテンションで勤務が始まって、あゆどんは昨日5日より仕事始めで、相変わらず年明け早々事務作業に追われ、南紀のキャンプ場のような場所があれば・・・とため息吐息。)

 さて本日午前中はみっちりと職員会議。3学期の予定の確認や行事等の各種打ち合わせ、年賀状の仕分けと確認、返信作業など(関係者、在園のお家のみならず卒園生からもいっぱい頂きました、有難うございました。)

 午後からは毎年恒例の学校評価(幼稚園の自己評価)の園内研修(本日は重点課題の1つ目のみ。週明けの来週いっぱい園内研修ウィークとして続きます)。その後、週明け以降の準備、そして各自の仕事で新学期スタートに備え、子どもたちを出迎えます。

 来週、10日(火)より新学期開始、10日は始業式(午前保育)です。(お列あります。)元気なみんなと再会出来ること、先生たちも楽しみにしています。


 気持ち新たに新年を迎えつつ職員たちと話し合い、議論を重ねて、二兎を追うモノは一兎を得ずを胸に欲張りにならずに一つ一つ着実に、そして兎の耳の如く様々な子どもたち、お家の人たちの声、世の中の情報にしっかり耳を立て、兎の上り坂のようにそれぞれの得意技を活かし脱兎の勢いで3学期の木の花暮らしを、そして新たな一年を乗り越えていけますよう願っております。


 本年もよろしくお願いいたします。

                                  あゆどん(記)    

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