うめももどんぐり合同ビデオトーク
- 木の花幼稚園
- 11 時間前
- 読了時間: 4分
今回のうめもも・どんぐり合同トーク、予定していたよりも多い人数でのスタート。うめももとどんぐりの保護者が一緒に集まって話す機会は初めてでしたが、最初のアイスブレイクタイムで名前と好きな料理を使ったゲームで距離もキュッと縮まったような、、、。1グループ4,5人が4グループでのディスカッション形式。ビデオを見て気づいた事をグループで話し合い、全体で共有・話し合いしながらもう一度ビデオを振り返って、さらに深掘っていく、、、という流れで進んでいきます。
まず一つ目のビデオはお庭でのBBQごっこの場面。「BBQしようー!(あえてごっことは言わず、、、)」と、うめももちゃんたちに投げかけて始まったレンガ運びやレンガ積み。バザーに向けて何度もした火起こしの体験からか、大人が全く入らずとも自分たちだけでレンガを積み上げ、かまどを作り上げたうめももちゃん。それを見ていたどんぐりちゃんがそばでかまど風を作る、、、。そしてうめももちゃん達は鉄板を置いて“やき肉屋さん”どんぐりちゃんたちは“かき肉屋さん”をオープン、、、というビデオ。
お家の人からは、かまどづくりを子どもたちだけで、しかもあの重たいレンガを一人で一つ持って運ぶなんて普段からよく大人を見てるんだなあ。という意見や、うめももちゃんは手で運んでいるけどどんぐりちゃんはいつも手押し車を使っているからか、手押し車を活用しているのかも、、、。などが挙げられました。
そんな中話が盛り上がったのが、うめももちゃん焼肉屋さんでのやりとり。焼肉屋さんをしていたAくんにお客さんとして来たBくんが葉っぱのお金を渡すけど受け取ってもらえず、粘り強く渡そうとするけどもらってもらえず、Bくんが諦めて葉っぱをポイっとしたところに、どんぐりちゃんがお客さんとしてやって来て、気がついたらお客さんだったはずのBくんがお店屋さんをする、という場面。
その時のAくんBくんの心の動きを深堀りしてみようということになりました。すると、
・Aくんの中ではお店屋さんのロールプレイは終わっているからお金を受け取らなかったのでは?
・葉っぱがポケットに入らなかった?
・Bくんはふてくされて葉っぱを投げているように見えるけど
実は「チャリーン」って言ってる。そんなにふてくされてないかも、、、。
・よく聞いたらAくんも「ここにいれて」って言ってるのが聞こえる!
などなど各グループからいろんな気づきが出て、それをお互い伝え合うことで、“そんなこと言ってたんだ!”“そういう見方もできるね!”と新しい発見もたくさん。ビデオで見ていた時に感じた2人の関係性も、いろいろな角度から見ると、正解がないからこそ(本当の心の動きは誰にも(もしかしたら本人達にも)分からないからね!)いろんな想像ができて、心の動きをビデオを通してみんなで考え自分とは違う見方に触れることの面白さを感じてもらえたのではないでしょうか。
そして次は庭でおままごとをするシーン。
みんなでままごと・ごっこ遊びとはなにかについて話し合い。
ごっこあそびは真似をしたり、なりきることを楽しんだり、やりとりを楽しんだり、、、一体どんぐりちゃんとうめももちゃんそれぞれの子どもたちはごっこ遊びを通してなにを感じているのかお家での様子も聞きながら考えていきます。
「やっぱりおうちでの口癖とかも出てくるよね~」という話から、
「最近、子どもがちょっと待ってて!ってよく言う。家では使わないけど、もしかして先生達使ってる?」という話になり、あー、使ってるかも、、、とスタッフが自分達の保育を振り返るきっかけももらいました。(ありがとうございます!)
ごっこも、家にあるモノを使って経験したことを再現する遊び方(ホテルみたいにフロントを作って鍵を用意して、、と自分の部屋をホテルに見立てて再現)や、兄弟や親とのやりとりを楽しんだり、一人でなりきっていたり、本物をつかっての遊びに刺激をもらう子がいたり、恐竜やミニカーを山盛りにして誕生日ケーキにしたりと年齢や個人差によって一言で“ごっこあそび”といっても、いろいろな遊びが展開されていることをみんなで共有。今回のビデオを通して、おままごとしてるな~という何気ない見方が一歩深まったような気がします。
「我が子のことだけど全然気づかなかったいろんな見方があって面白かった~。」と言っていたお母さんもいましたが、私たちスタッフも同じく、スタッフだけで話していた時には出なかった見方が出てきたり、お家での様子を聞けたからこそ普段の幼稚園での生活とリンクして見えてきたものがあったりと、気づきが深まった一日となりました。園と家庭の連携だけではなく、おうちでの子どもとの関わりにもいい刺激となれば嬉しいなあと思います。一日ありがとうございました!
最後に、、、書き込みとっても遅くなってしまって本当にごめんなさい!
あまにょん


コメント