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まつくりの 想いを結ぶ 輪の中で・・・一学期、有難うございました

更新日:7月25日

 夏本番の暑さに、サッカーワールドカップの熱狂も加わり、暑さも倍増!という中、先週末まつくりさんのお泊り保育がありました。毎年、お泊りの内容は子どもたちが考えて決めていきますが、今年もその中で特に印象深いことをご紹介します。


 今回、晩御飯は「ファイヤー料理」(そのこと自体は過去のお泊りにもあります)。このクソ暑い中、ファイヤーですか・・・てな感じでした(笑)。



 庭でレンガを組んでかまどにして料理で使う火はそのまま集めてその後の「宇宙人探し」の灯りになり、花火の火種になり、最後のキャンプファイヤー&キャンドルライトにも使う・・・という流れの連続性の中にある「ファイヤー」尽くしの夜のひと時。


 その一方で、朝食を軽くし、自分たちで作ったオリジナルサンド(手作りウインナー入りとフルーツ)を2個だけ持って(あとはジュースと凍らせたみかんとリンゴ←ジュースに入れる用)、犀川の河原で朝食を食べる、という野外朝食。おそらく朝食を野外で食べるのはお泊り保育としては初めてでした。

 

 

そのお泊り2日目の朝、HPの書き込み(お泊り保育ライブ)を終え、先行するまつくりさんを走って追いかけ、元車の交差点を越えて御影橋方向に一心不乱に走っている途中で、あれ、そういえば、どこやったっけ? 朝食食べるところって・・・・?と途中で犀川神社前の河原と気づいて方向転換。途中、まつくりさんから遅れて出て、急ぎ小走りでいく怪訝な顔のゆっぴーを追い抜き(私より先に出ていきましたよね?なんでこんな方向から来るの?という表情)、犀川神社でお参りして河原に出れば、まつくりさんたちが犀川を目の前に一列に並んで、自作の朝食サンドをほうばっていて、その風景にホントに感涙しました。

 これは最高に贅沢な風景だと・・・。(ホンマ絵になる光景でした!)


 その犀川での朝食時にスタッフから聞いた話で、今回のお泊りの謎が一つ解けました。



 子どもたち、今回のお泊り保育にミサンガ(という名称でしたっけ?)を手や足に巻いて参加していました。お風呂屋さんに子どもたちと行ったとき、脱衣場で「濡れるから取ったら?」というと、どの子も「このままでいい」と言います。ああそうなの・・・とあゆどんは何も知らず、今の流行りモノか?と思っておりましたが、あれは、実はお泊り保育のキャンドルライトで使ったキャンドルを七夕の笹につける時に使っていた笹飾りの紐だった、とその朝食を河原でとっているときに早苗先生から聞きました。



 七夕の笹飾り、まつくりさんは竹を加工し、ろうそくが灯せるタイプにし、その際に笹につける紐として子どもたちが編んだ紐だそうです。七夕が終わって、竹飾りはお泊り保育の時のキャンドル台に変身させようと思ったそうですが、折角の紐を子どもたち捨ててしまう場面を見て、はるりんはもったいない、と。お泊り保育に関して不安をもつお友だちもいるから・・・とその不安を取り除くおまじないの効いた「お守り」にしよう・・・と今回その紐をまつくりオリジナル「お守り」として活用したそうです。

 だからお風呂屋さんでも誰も取らなかったのか・・・・、と氷解しました。

 

 そして昨夜の様子が瞼に蘇ります。キャンドル台を手にファイヤーを囲んで、真ん中のファイヤーから火を先生に分けてもらい、それぞれの竹の器にキャンドルが灯っていき、一人一人に渡る聖火のような灯りに照らされる子どもたちのちょっぴり凛々しさを増した顔を。


 聖火で揺れ、まつくりみんなの火で大きな光の輪ができると、はるりんの弾き語りでの「オワリはじまり♪」のまつくりの歌声(近所迷惑にならない程度の心に沁みとおる感じで♪)、歌い終えて、いっせいに吹き消すと真っ暗な夜の闇が子どもたちを優しく包み込む・・・あの光景です。 


「お守り」のお陰でしょうか?お天気はバンバン! という以上に、子どもたちのほとんどが不安な様子を浮かべておらず、お泊り保育初日に意気軒高でやってきました。初めて親御さんのもとを離れてお泊りする子も多いので、銭湯で自分で頭を洗えるかな?とか、夜の活動、楽しみだけど怖いな、とか、おねしょはしないかな?etcその子その子で不安な材料は色々あります。不安なことはいっぱいある、いいんだよ、不安があっても。そこを分かったうえで(隠し立てせず)、みんなで一緒に乗り越えようよ・・・というはるりんの想いがキャンドルライトの夜、子ども心に響き、そして子どもたちの心をひとつにし、一つの壁を乗り越えたように感じました。



 お泊り保育の一日の中での連続性、そして七夕からお泊り保育への連続性、つながっていることで子どもたちの学びは広がります(時間割ではない幼児期の学び)。その学びを本当に自分の中に落とし込み、さらにクラス全体の学びに昇華するには、何よりも身近な保育者の存在が不可欠です。しっかり今回もそれを感じさせてもらい、自分の見た感動の背景にある担任の想い(願い)と工夫、保育の構成に敬服した次第です。



 もうひとつ驚きは、朝、河原から園に帰ってからの、まさかの朝プール。幼稚園の中をしっかりピカピカに磨いてホールをきれいにして(創立記念日で使った長々布雑巾で)、最後の最後の最後のサプライズお楽しみプレゼント。これまでお仕事いっぱいでプールにゆっくり入れていなかったまつくりさんたち、エネルギー全開ではしゃぎまくってプールを満喫。よっしーがプールの外側からニコニコ見ていたので、それはおかしい、と、ちゅうりんと一緒によっしーをプールの中に放り込み、さあ、かけまくれ~と水浴び攻撃、はるりんには「沈めてくれいいよ!」と園長命令、さらに「あしか」になったよっしーに「乗っていいよ~」と声をかけて・・・何人も子どもらを背にするよっしーを見ながら、あゆどん他みんなすっきり気分でお泊り保育をほぼ時間ぴったりに終えたこと。よっしーにみんなで喝を入れながら、時間通り終了、これはこれであっぱれでしょ・・・(笑)。


 まつくりさんのお泊り保育。一学期の集大成、一宿一晩の生活を共に考え、色々なアイディアを出し合い、様々な試行錯誤を試み、友達と力を合わせ、今年もドラマ満載でした。

さて明後日から夏休みを迎えます。今月の七夕の日に起きた大きな事故。その時にケガをした子も元気になり本日から登園の再開です。

 喜びの気持ちいっぱいと同時に、今回の件を受けて職員一同は明日、明後日と学期末の会議・園内研修すべての時間を費やしてその検証と振り返りに心血を注ぎ、再発防止策へ真摯に早急に取り組まねば、との決意も固まります。木の花の保育と環境が、誰にとっても安心・安全に、そして誰もが自分らしく自己発揮して、様々なことに挑戦したり、冒険できる、そんな木の花暮らしの営みをもう一度見直すために、今回の件から実りある「糧」を得るために、お家の皆さんとも私たちの検証と振り返りを共有したい、と思っております。


 皆様にとっても実りある夏休み期間であることを願いつつ、一学期、様々なご協力を有難うございました。

                                 あゆどん(記)



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