今月(4月)の木の花っ子のつぶやき&木の花あるあるコーナー
- 木の花幼稚園
- 4月30日
- 読了時間: 9分
あゆどん(記&編集)
「バイバイ!」
おともだちが帰る時に、大人が「バイバイ」と言ったときなど、離れた場所から、バイバイと手を振っているぐみのAちゃん
バイバイと言う音に反応して振ってい姿が何とも可愛い😆
「キラキラ 大好き・・・」
♫キラキラ星♫が好きなぐみちゃん。誰がキラキラ星の歌を歌っていたら、その歌に合わせて、手をキラキラさせている子も~
ちっちゃい手をキラキラさせている姿が愛らしく(キラキラ)なかなかのリズム感です・・・。
「水しぶき・・・!?」
大きな水たまりの一本橋に乗って、体を揺らし、橋がゆらゆらする感覚を楽しんでいたぐみのBくん。お玉を渡すと、水溜りにお玉をつけて持ち上げ、お玉から水が滴る様子を見入っていました。そこへうめもものCくんが水たまりの水を蹴り飛ばして水しぶきをあげ始めると、その様子をじっと見て、お玉を水に漬けて横に振って、お玉に入っていた水が水しぶきのように飛んでいきます。その様子に「おや?」というような表情をし、その後何度も、水を汲み上げお玉を横に振り、水を撒いているように見えました。水しぶきを作っていたらすごいなあ・・・
「食欲万歳!」
新学期スタート時には、「ママー!」「あっちー(いくー)!」「ぎゃー!」と泣き声があちこちから聞こえて、それぞれの先生が誰かしら抱っこしてて・・・のぐみちゃん(もちろん想定内です)。
第一ハードルは食事かな‥と予想していました。が‥。
ご飯食べるよ~の声掛けに椅子に座って待つぐみちゃんが続出(あれ~!?いやあ~って泣かない・・・!?)
スプーンフォークを配ると明らかにワクワク顔で早く欲しいと手を伸ばし待ちます。食事が届くと、手づかみやスプーンでもりもりがっつり食べ始め、シーーーンとした静寂が訪れました。
再び声が上がるのはおかわりの時。
「あー!」と次々お皿を差し出してきます。
食欲万歳!
「ぴ」と「ぽ」 」
お庭で手押し車を押して遊んでいた、DくんとEくん。
Dくんがベンチの前で止まり、「ピンポーン」と押す仕草をすると(インターホン?) Eくんも「ピンポーン」と押す仕草をして、しばらくの間「ピンポーン、ピンポーン」とひたすらピンポンごっこ!
たくさん「ピンポーン」と言っている間にだんだん「ピーポー」
に変わっていって…そのうちEくんが「ピーポーピーポー」と言いながら走り出し、それに連なってDくんも「ピーポーピーポー」と出発! 「ピ」と「ポ」で通じ合う2人でした〜(笑)。
「新担任はつるりん??」
ちゅーりんが担任になって間もないどんぐりちゃん。呼びやすい(持ち上がりの)「さわやん〜」と呼ぶ声がほとんど…
そんな中、自分を呼ぶ声がどこから聞こえる!
あっ! Fくん「ちゅるりん!」あっ! Gちゃん「ちゅるりん!」
つるりんの方が長いこと遊んでたもんね…と言い聞かせるちゅーりんでした。
「ズッコケ~」
朝の自由遊び後のお片づけの時。Hちゃん、Iくん、Jくんがおままごとコーナーで遊んでいたので、「お片づけだよ」と言うと、
「やだ〜!」のお返事。(笑) だよね〜と思いつつ、今度は・・・
「このお玉の片付ける場所を知ってるお姉さんとお兄さんは誰かな〜?」と聞いてみると、すぐに「ハイハイ〜ハイ!」と手が挙がり超特急で片付けたのでした。(笑)
伝え方一つでコロっと変わるのね〜!とズッコケました(笑)
「将来は体操選手」
ぐみ棟に遊びに来ていたどんぐりのKちゃん。2階に上がるところの踊り場で、後ろ向きになって手摺を掴んで、軽くジャンプして、「Iちゃん、柔らかい」って言ってきて・・・。体の柔軟性を分かって、「柔らかい」って表現した事に、思わず感嘆!
「鬼になって~」
どんぐりの子らが桜の花びらを集めていました。その花びらを「これ豆だよ」と私に言ってきたので、「じゃあ鬼にまかんなんね」と声をかけました。すると、かめこ掃除をしていたまつくりに「鬼になって!」とお願いしたLちゃん。するとまつくりのMちゃんが頭に手で作った角をつけて鬼になってくれました~。
どんぐりちゃんの言葉にすぐに対応してくれるまつくりの優しさと、カメコ掃除をしているまつくりさんに声をかけるうめももちゃんの物怖じの無さも感じ面白かったです。
・・・木の花あるある その13 桜の木の下で~春爛漫を満喫
「観音様!?」
幼稚園の前の道を聖霊病院に向かってお散歩していたときのこと。聖霊病院が近づくに連れて、Nくんが「もうすぐ観音様がいるよ」「観音様がいるよ」と教えてくれます。
「観音様・・・?!」「ほらっ!」とNくんが指差した先にいるのは聖霊病院のマリア様・・・(笑)。確かに西洋の観音様かも!!
「キノコ」
園庭に生えているキノコ(しいたけ)を探しにうめももちゃんが「どこにあるんやろ〜」と言いながらキノコロード(木道を命名)を歩いていました。すると、Oくんが「あった!!!」とキノコを発見! 近くにいたPくんも「あああ!」と指を指して大興奮😆
続けてPくんが「でも、これ毒キノコかも」とすぐさま冷静になって言っていました・・・(笑)その後、木道横にて、本当に毒キノコみたいなキノコを発見!「毒キノコや! ああああ」と再び大興奮なうめももちゃん達🤣 本当に毒キノコなのか調べてみるとヨーロッパで高級食材扱いされている『アミガサタケ』説が浮上。笑(素人判断なので食べるまでは至っていません😂)
・・・・木の花あるある その14 キノコ~食材が隠れている庭
「はいるよ~」
あかねちんがお庭で遊ぶうめももちゃんに「早いけどもう入るよー!」とみんなに声を掛けたのを聞いて、Qちゃんが「お風呂入るのかなあ〜」とポツリ。隣にいたRちゃんが「えーっ!」と嬉しそうに言うと、Q「みんなで入ろうよ!お風呂楽しいよ〜」、R「あかねちんとあまにょんとみーんなで?」Q「みーんなで!はいろっか」・・・という会話が生まれていました(笑)。
「入る」って言葉から色んな連想ができる柔らかい頭に感涙。
「ジェントルマン」
入園式の日。お部屋に入ってきて、Sくんの第一声『みんな綺麗』といつもと違う装いのとぎりん、ゆっぴー、みいちゃんを褒めてくれました。おはようより先に褒めてくれるジェントルマンなSくんでした(笑)。
「人間観察」
保護師の方から頂いたお花の苗をプランターに植えていた所に現われたT君。T「何してるの?」私「お花植えてるの」
T「はっしー、植物好きだよね〜」私「植物って言葉を知ってるんだ」😳ビックリ‼️T「あそこは(手洗い場の横の棚の上に並べある植物色々)はっしーの植物研究所なんでしょ」って、
私の好み(動き)を見られてる⁉️。何だか恥ずかしい!と思った一コマでした。
「え!おとまりするの!?」
おのこりかどうかカラーバインダーを確かめにきたUくん、とっても嬉しそうにバインダーの表を見ながら、「明日はいよいよ、Vとお泊まりなんだ!」と教えてくれました。
私が「えっ!(平日に)お泊まりするの?」と聞くと、Uくんも一瞬「あれっ?!なんか違うような、、、」という表情・・・。当のVくんがさっとやってきて、「U、それは違うよ!お泊まりじゃなくて、おのこりだよ!」と言い直してくれました。Uくんは、「そう!そう!お泊まりじゃなくて、おのこりだった!明日おのこりして、一緒に遊ぶんだよね〜!」と2人顔を見合わせにっこり😊そのまま2人でホールへ。 Vくんの絶妙なタイミングでの登場と、明日のおのこりの時間、一緒に遊ぼう!と約束して、2人が楽しみにしているその姿に、とってもほっこり!!
「ぐみ棟は先生のおうち?」
早朝預かりのぐみ棟にて。
W「ねえ、2階で誰が寝てるの?」 私「誰って?」
W「せんせい、誰が寝てる?」 私「先生?」
W「うん、ぐみの先生。まだ寝てる?」 私「(ぐみ棟の先生はここで寝泊まりしてると思ってる!?)…見てきたら?」と言うと、「こわい」と言いながら、他の子らと2階へ見に行ってました!
「笹=パンダ」
遠足で北陸学院の竹林に笹を取りに行く話をしました。するとXくんが「パンダいたらどうする?パンダ怖いよ!」と言っていました(笑)。その後も遠足の話をすると「パンダいるかもよ」と心配していた姿がかわいかったです。
「どうしたらよかったかな~?」
遠足で捕まえて園に持ち帰ったきたカエルが死んでしまって、どうしたらよかったかな〜と考えた、まつくり4人組。
最初はお墓を作ろうとしていましたが、「水道の水がダメやったんじゃない?カルキって毒入っとるし」ということを聞いた4人は庭の水たまりの水をケースに入れて新たにカエルの住めそうな環境を作っていれると、「なんか動いた気する!」「カエルの心臓ってどこやろ?」とお腹を指で心臓マッサージも始め、生き還らせようと試行錯誤。「水が冷たかったのも悪かったのかも・・・」とお湯も入れようと…(笑)。
生き物(命)を育てるってことを少し考えるきっかけになってくれたらいいな〜!
「葉っぱの変身」
週明けの月曜日、庭に出た瞬間のYくんの一言。
「わー、桜が葉っぱに変身している❣️」。
桜の木を見上げると、先週末まで、ピンクの花で覆われていた桜の木に、新芽の葉っぱ出始めていました。Yくんの言葉で季節の変わり目を知ったのでした。
・・・木の花あるある その13 桜の木の下で~春爛漫を満喫

木の花の春は梅の花の開花で始まります。庭の砦の奥側でひっそりと、しかし鮮やかなピンクの花を咲かせます。(以前は通り側にありましたが、門扉を付けた際に移植しました。)
続いてぐみ棟の庭に行く階段の降りたところにあるスモモの花が可憐な白色を咲かせ始めます。スモモは2本。さらに道路側に面したブランコ裏にあるあんずの花が可憐な薄ピンク色の花をつけ始めるころ、うめももの前にある桜の木(ソメイヨシノ)が花を咲かせます。その頃が新年度の始まりの頃です。

なぜか金沢の標準木の開花より早いのが通例で、今年もそうでした。兼六園からきた桜という由来もあるのかもしれませんね。

さらに少し遅れて砦の裏、栗の木の後ろにある山桜が、さらに時期を少しずらしてブランコ裏にある八重桜が、それぞれ純白と桃色の花を咲かせます。3月の半ばから4月の終わりまで、春爛漫の花盛りの木々の色彩豊かな競演も見事ですが、盛りが過ぎて花吹雪となり、庭に舞う花の「シャワー」も心地よく、遊びの材料が新たに加わります。また風雨で花を散らした後の、園庭に出来た大池に花びらがびし~と浮かぶ様は、それはそれはキラキラと輝いて幻想的です。そんな春の季節感満載の木々に見守られながら子どもたちは新しい一歩を踏み出していきます。
・・・・木の花あるある その14 キノコ~食材が隠れている庭

数年前にコナラの木片に椎茸菌を入れてシイタケ栽培を試みたものの、数年経って忘れたころに椎茸が収穫されました。忘れたころに・・・というのが木の花らしいところです(笑)。今春のうめももさんの見つけたシイタケはその名残りのもののようです。これは人為的な「食材」ですが、自生したキノコ類で言えば、きくらげなども以前子どもたちが発見。入念に調べてきくらげに間違いない、というお墨付きを得て、調理したこともあります。他にも、ドクダミや柿の葉でお茶を作ったり、シイタケに続いてうめももちゃんが収穫した三つ葉をおひたしにしたり・・・。食材になり得る山野草も自生しているところが木の花の庭の豊饒な自然環境・・・と言えるかもしれません。

他にも果樹からは、夏ミカンの皮でマーマレードを作ったり、アケビの皮で炒め物をしたり、あるいは桜の花びらで塩漬けにしてみたり・・・。時には給食で使った冬瓜の種がキエーロに入って、そのまま勝手に成長して大きな冬瓜が出来てしまい、びっくらこいたことも・・・。またセミの抜け殻も夏場には多く子どもたちが見つけてきますが、抜け殻も素揚げにしてみると意外に美味。昆虫食が地球規模の食糧危機の決め手らしいのですが、セミの抜け殻も意外にいけるかもしれません。色々な食材が見つかる、それが木の花の庭です。
まだまだ違う食材が見つかるかも…(笑)。
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