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夏休み 非日常の 大冒険・・・二学期もよろしくお願いいたします。

 

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 お盆明けの夏季保育(1週間)は二学期への体慣らし。プール遊びに盆踊りの練習の合間に幼稚園協会のイベント、「幼稚園ってどんなとこ?」には、ぐみちゃんたちが午前中に、以上児さんは縦割りで午後に、お散歩がてら芸術村まで遊びに行ったり、年長さんは身体表現のワークショップがあったり、交通安全教室を受けたり、畑の収穫に草むしりなどに汗を流したり・・・。幼どこ?ではこれまた例年、当然のような感覚で「おすそ分け」させてもらっていますが、各園の園長先生らは「さすが木の花さん!」と半ば呆れ半ば感心されておりました(笑)。

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 夏季保育の最終日の午後は、不審者対応の避難訓練でしたが、たまたま園に顔を出した卒園生(大学生)に急遽不審者役を依頼。快く?引き受けて「それらしく」振舞ってくれるのは木の花卒園生ならでは(笑。ちょどお迎えのお母さんにも不審に思われてスタッフにお声がけを頂きました。ごめんなさいね、卒園生でした)。庭で遊んでいた子どもたちも「不審者」から離れるなど、いつもと違う雰囲気を察しての行動はさすがです。(その後「不審者」役の卒園生を交えて課題の整理を行い、再度職員間でシュミュレーションしました。久しぶりに懐かしい顔を見せてくれた上に一役買ってくれた卒園生に感謝です。)猛暑に豪雨の襲来等々、極端な気候変動ぶりは今年も顕著な夏(8月)でしたが、そんな気候の中で様々な「非日常」を体験し、夏季保育後の週末土曜日(23日)の午前中に小学生の同窓会、そして夕方から夕涼み会と怒涛の非日常の「お祭り」が続きました。


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 小学生の同窓会は、夏の改修工事も終了したので、園内全てを使ってウォークラリーを満喫。120周年ということもあり、120にちなんだゲームを各先生方が園内あちこちで企画、それぞれ楽しみながら、園舎、園庭、ぐみ棟など、あちこちを回りながら久々の再会を楽しんでいた小学生たちです(約110名参加)。

 

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 午後からは夕涼み会の準備に入り、夕涼み会係さん、おやじの会と共に先生たちもチーム分けをして恒例の先生たちのお店に勤しみ(提灯付けで不具合が判明してきわどい準備となりましたが・・・汗)、今年も秘めた本性を発揮した職員も…(笑)。このお店作りも木の花流の職員研修の一環です…(笑)。夕涼み会係さん、おやじの会の皆さん、準備に当日の運営とお疲れさまでした。お片付け、撤収も様々なお家の方々、お手伝い頂き、これまた感謝です。



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 そして夏休みの最後の「非日常」は120周年企画の青年部同窓会。先月の土曜日(30日)に、午後から中学生・高校生の部、夕方に大学生・社会人の部で開催。HP、SNSと口コミでの情報ながら、遠く北海道、九州など全国各地から集まった卒園生たち。自分たちの保育の元で育ち凛々しく立派に育った卒園生たちとの再会は保育者冥利に尽きる!スタッフ一同にとっての至福のひと時でした。

 幼稚園時代に土いじりが大好きだった子が環境工学の専門研究で北欧に留学して今コンクリート専門研究に励んでいたり、虫好きで庭のあちこちで虫を取りまくっていた子が北大の水産学部で水生生物の研究に勤しんでいたり、工作や大工遊びで当時あゆどんと木工ハウスを作っていた子は建築士を目指していたり、幼児期のあゆどんのギターに感化されて(?)セミプロでライブハウス等でバンド演奏している子がいたり・・・なるほど幼児期のやりたい想いを色々な分野で開花させ、それぞれの子ども達が自らの人生を切り拓いている姿を感じさせますが、困難さを抱えている子も「自分らしい勉強法を発見したよ」とその子らしい前向きさが嬉しい限り。同時に幼稚園時代の「悪いこと」「叱られたこと」など卒園生たちが色々覚えていることにもスタッフ一同、感涙、爆笑。


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 こうした「失敗体験」「怒られ体験」も隠すものではなくオープンに語られるポジティブさが「木の花っ子らしいなあ・・」と思うところです。(余興のクイズ大会~中高生、じゃんけん大会~大学生・社会人もド真剣な熱量が嬉しい限り。)最後は色紙に130歳の幼稚園に向けたメッセージを残し、10年後の再会を約して散会となりました(ちなみに母らも子どもの同窓会にかこつけて各世代で同窓会していたそうな・・・)。

 

 社会人までの卒園生たちの今を私たちは改めて知ることで自分たちの保育への確信を深めながら、新学期へのエネルギーを充電。二学期は個々としてそしてクラス集団としても挑戦と冒険の季節の到来です。一人一人の安心・安定感を土台にそれぞれの持ち味、個性を融合して、協同で取り組み、お家の皆さんの協力も仰ぎつつ、新たな創造、創作の舞台を楽しみたいと思います。

あゆどん(記)

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